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ブックマーク / royal2627.ldblog.jp (14)

  • 「エヴァ」08話と「誘惑COUNTDOWN」/1995年周辺の増尾昭一作画 : GOMISTATION.fight

    エヴァ弐号機については、コピック仕上げ(※セルの上から蛍光ペンのように塗るハイライト加工技術)で触れているていど、これはTVシリーズ通しての傾向。戦艦は大部分やっているのでは、と思う。Aパート前半の戦艦群、甲板の戦闘機ほかは少し?ごめん、これは識者を求ム。

    「エヴァ」08話と「誘惑COUNTDOWN」/1995年周辺の増尾昭一作画 : GOMISTATION.fight
  • 板野一郎 : GOMISTATION.absol

    2014年05月16日 小黒 1話のガルドのミサイル避けですが、あれは手で描いてるんですか。板野 手で描いてますよ。小黒 別にCGとか3Dとかを使ったりは?板野 いや、手ですよ。小黒 あれ、前後のカットが3Dじゃないですか。板野 だから手で描いてるんですよ。小黒 まるで3Dでシミュレーションして描いたかのように見える、完璧な原画ですよね。板野 ちゃんと、奥3コマ・真ん中2コマ・手前1コマと、タイミングを全部計算してやってますから。http://www.style.fm/as/01_talk/itano06.shtml より引用これ前々から気にはなっていたんですが、放置していたので、ネタないし、いい機会だと思ってちょっと考えてみました。まずはgifで当該作画を確認してみよう。 ■マクロスプラス 板野サーカス (*´∀`)…( ゚д゚)ハッ! カッコイイけど、これじゃ何にも分からん! 同スロー

    板野一郎 : GOMISTATION.absol
  • 「宝石の国」08話/CGとプリヴィズ(松本憲生作画)の比較と分析 : GOMISTATION.FY

    たまには流行に乗っていこう。「宝石の国」8話では、プリヴィズが話題となりました。 そもそも、「プリヴィズ」とはなにか? ざっくりと言うと、プリヴィズとは、「共通認識を持つための仮素材」のことです。複雑なカットがあると、動画、CG部、撮影、監督の間で、カットの中身を共有するのが困難となる。そこで、「これってどういうカットなん?」を把握するために作られます。「エヴァQ」「シン・ゴジラ」など多数の作品で使われている。アニマティック、アニマティクスと言ったりも。ちなみに、プリヴィズは、プリビジュアライゼーションの略称。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(劇場/2012) プリ(前)+ビジュアライゼーション(視覚化)=前もった視覚化 *参考 【シン・ゴジラ連載Vol.12】「全てはプリヴィズ(動く絵コンテ)のままに」 プリビジュアライゼーション-CGWORLD用語集 まあ、ざっくりとはこんな感じ。「宝石

    「宝石の国」08話/CGとプリヴィズ(松本憲生作画)の比較と分析 : GOMISTATION.FY
  • 増尾昭一エフェクトの概要と、その天才的な作画の魅力 : GOMIstation

    こんな長くするつもりはなかったんですが、まあしょうがない。 ■増尾昭一 爆発作画集ver2.01 増尾の80~90年代のいいとこ取りをした動画を作りました。一部エンコ上手くいってないですが、まあ一度ご覧いただければ幸いです。動画タイトルは、とある先人のエフェクト動画が好きなので、そこから取らせて頂きました。爆発作画集とあるように、増尾メカに関しては殆ど入れていません。「タイラー」のそよかぜとか、「ヤマト2520」とかのメカ好きなんですが、今回は省いてます。爆発だらけですが、楽しめてもらえたらいいです。 増尾昭一という名前を初めて意識したのは、『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』でした。特技監督ですね。それからずっと、増尾という人物はメカとエフェクトを写実的に描く人だなあということと、デジタルに強いという認識ぐらいしか持っていませんでしたが、例の『うる星やつら 156話』でようやっと調べ始めて、

    増尾昭一エフェクトの概要と、その天才的な作画の魅力 : GOMIstation
  • アニメにおけるワイヤー・ケーブルの作画表現のいろいろと、その両面性 : GOMISTATION.absol

    ■ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012/劇場)★ カラーデジタル部によるCG。 十字架の棺にアンカーフックを打ち付けた後に、残った部分のワイヤーが画面手前でたるむのが魅力的。そこから、一気に引っ張られることでワイヤーもピンと張り、すさまじい速度を感じる。「遠心力」というワードがこれほど似合うシーンも中々ない。 これって何のためにワイヤーを射出して打ち付けたかといえば、目標物へ「移動するため」です。この「移動するためにワイヤーを使う」という表現は、CGが発達してから多く見られるようになった印象ですが、昔からボチボチあります。 <1、移動するためのワイヤー表現> ■宇宙戦艦ヤマト(1974)09話 『回転防禦!!アステロイド・ベルト!!』 ブレーキが壊れ、冥王星の引力に引っ張られるシーン。これじゃあ冥王星に落下しちまうヤベエということで、沖田艦長が「ロケットアンカーを打て」との名采配。冥王星

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  • ガルパン劇場版に見る、エフェクトに込められた技術と意味 : GOMISTATION.absol

    「ガルパン劇場版」は興収21億円も超え大ヒットしました。良いことです。先日ようやっと見ましたが、作品の内容は王道を往くものであり、なるほどこれは好評を得るのも当然と思った次第です。 さて、突然ですが「ガルパン」といえば何でしょうか?そうです、戦車です。戦車といえば、砲撃。砲撃といえば、そうエフェクトです。今回は、煙を中心に「エフェクトに含まれる意味」といったものを詳しく説明していきたいと思う。なに、たかが煙に意味なんてない?いえいえ、煙って意外と重要なんです。 戦車道には、エフェクトの大切な全てのことがつまっている。スナフキンおばさんの言葉を借りて、そう言っても過言ではありません。二部構成でエフェクトを紹介していく。(大洗女子優勝記念)エキシビションと、対大学選抜メンバー戦の2つ。特に素晴らしかったエフェクトをご紹介。まずはエキシビションから([追記]2016/09/12修正済み)。 ・砲

    ガルパン劇場版に見る、エフェクトに込められた技術と意味 : GOMISTATION.absol
  • 柿田爆発(1)/最新と初期の違い : GOMISTATION.3rd

    どうもどうも、久々に爆発についてちゃんと書く。 今回書くのは、柿田爆発について。柿田爆発とは、柿田英樹というアニメーターが書くデフォルメ調の爆発のことです。これがカックイイんですよ。 まずは2015最新の柿田爆発から見てみましょう。 ・「コンクリート・レボルティオ(2015)」 01話 十字クロス光からの爆発。 爆発の上昇に合わせて、古い煙は中に巻き込まれていってます。柿田さんの爆発の特徴は、この内部への巻き込み回転と、ギザギザ模様のディテールです。5個ぐらい見れば誰でも、「あっ柿田さんの爆発だ」と分かるようになります。それぐらい、個性的な爆発を描く。 内部への巻き込み回転は、ずっと変わらぬ普遍的な特徴です。その一方、ギザギザ模様のディテールは時代によってとても異なります。というか、すごい違う。コンレボでは、ジグソーパズルのようなギザギザ加減ですが、初期の頃とか、「鴉」の頃はもっと丸っこい

    柿田爆発(1)/最新と初期の違い : GOMISTATION.3rd
  • 「終わりのセラフ」、「パンチライン」1話のエフェクト作画 : GOMISTATION.absol

    おっしゃエフェクト作画の時間やで。 ■「終わりのセラフ」 制作:WITStudio 監督:徳士大介(「亡念のザムド」ED演出) キャラデ・総作監:門脇聡(「フルメタル・パニック!」原画 「進撃の巨人」キャラクター設定協力、総作画監督) 「進撃の巨人」で一躍有名になった「WITStudio」作品。原作は漫画らしい。 <01話感想 - 概要> アバン爆発かっこよく、小澤和則さんかも(※いつも通り多分違うので、真に受けずにねw)。01話で一番良かったのは、ユウくんが「わらわら集まんな」っていうシーン。これは現実に敷衍してもおかしくないぐらい自然だった。めんどくさそうなんだけど、愛情はあるというか、そういう曖昧な感情表現に成功している。それから、カメラが序盤面白かった。これは「パンチライン」にも言えることだけど、なんかカメラワークがティルトアップ、ダウンという感じでなく、クレーンでやってるみたいで

    「終わりのセラフ」、「パンチライン」1話のエフェクト作画 : GOMISTATION.absol
  • 最近の「マップ兵器」表現と、”記号的”に対する大事な考え方 : GOMISTATION.absol

    先日書いた記事があまりに評判で、びっくりです。たくさんの方に見ていただいたのでお礼記事も兼ねて、今回は満員御礼みたいな感じで、「マップ兵器」的な表現をもう少しgifで紹介したいと思います。 まず、その前に「マップ兵器」という呼称について。これには多様な意見がありました。先日の記事、及びこの記事においては、分かりやすさを優先しこの呼称にしています。一線ビームと、大量ミサイル、反応兵器など、多種多様な兵器群はあくまで「兵器」であり、その結果として描写される、複数の光球爆発が「マップ兵器(的)表現」と整理しています。「兵器群」について一対一対応で分類して定義するのは、非常に複雑になりますし、そもそもこの定義は元々それなりに曖昧なものでありますので、その「曖昧さ」を含んだ上で定義していいという風に判断しています。 簡単にわかりやすく説明するならば、マップ兵器表現とは、「個別にロックオンして狙うの

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  • 3人のアニメーターが完成させた、「マップ兵器」表現の変遷とその影響 : GOMISTATION.3rd

    マップ兵器というのは、いわゆる「個々に対してではなく、広範囲を全体的に攻撃する兵器」の総称で、スパロボ等SRPGで使われる事が多い言葉です。具体例を挙げると、核兵器や水素爆弾であったり、アニメで言えば、ホーミングレーザー(「トップをねらえ!」)や相転移砲(「機動戦艦ナデシコ」)ですね。大雑把にわかりやすく言ってしまえば、「薙ぎ払え!」ということですね。 具体例を見てもらったほうがわかりやすいと思うので2つほど。 ・「魔法少女リリカルなのはStrikerS(07/TV)」  26話 なのはSTSにおける、マップ兵器表現。光球が拡大と縮小を繰り返しながら、横にPANすることで、「広範囲に渡って敵を殲滅している」という描写になっています。これは単純に言うと、「圧倒的な強さ」の表現ですね。 ・「米韓合同軍事演習(資料映像)」 (NHKニュースより引用) これは先日見つけた、米韓合同軍事演習の資料映

    3人のアニメーターが完成させた、「マップ兵器」表現の変遷とその影響 : GOMISTATION.3rd
  • 「楽園追放」のエフェクト作画から見る、CGと手描きの差異とその見所 : GOMISTATION.absol

    「楽園追放」とはグラフィニカによって制作された、SF作品です(劇場公開)。キャラから爆発まで、ほぼすべてCG。いやあグラフィニカの絵作りって凄いですね。公開されてから、ずっと色んなところで絶賛の嵐だったので、そんなにすごいのかという感じで猜疑的だったんですが、百聞は一見に如かずという感じで。実際に見てみると、確かにこれは一定の評価はされるなあと。 そんで、題は、劇中に出てくる「エフェクト」です。ええ、ここからはアンジェラちゃんがどうのこうのとかそういう話は一切しません。お尻にも触れません。徹頭徹尾、「エフェクト」のお話しかしません。煙、爆煙、砂埃、爆発。CG、作画を問わずにまとめて紹介したいと思う。 (「楽園追放」において、演出を務められた京田さんから色々と指摘をいただいたので、一部訂正しました。雑でごめんなさいね。そーす→1、2、3、4。京田さん、ありがとうございます。) さて大きな見

    「楽園追放」のエフェクト作画から見る、CGと手描きの差異とその見所 : GOMISTATION.absol
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2015/02/14
    動画引用含めメイキング解説の理想形。
  • 2014年 アニメーション・エフェクト作画 10選+α : GOMISTATION.absol

    2014年に僕が見た中で、良かったエフェクト作画シーンをご紹介。 順不同。 1、「世界征服~謀略のズヴィズダー~」 01話 橋作画。やはり透過光の使い方が最高に上手い。散っていく、触手煙が花火みたくゆっくりと落ちていくのもまた見どころ。後は左下の煙かなあ。ここがあるから、対比として、より画面上部の爆発が目立っているような気がする。 2、「キルラキル」 24話 キルラキル内においては、ベストワークの吉成エフェクト。打ち上げられる時の真ん中の煙の広がり方も、じんわりとしていて良い。カゲも三段階に渡って付いており、立体的になっている。そして、前の煙がレイアウト的にいい効果を出している。遅れて動く前景の煙のおかげで、真ん中の煙はより強調される。 3、「ブラック・ブレッド」 01話 黒田結花作画。エンジュが飛ばされて壁にぶち当たるシーン。中からぶくぶくと浮き出てくる流動性高い煙が素晴らしい。破片も

    2014年 アニメーション・エフェクト作画 10選+α : GOMISTATION.absol
  • 10/30「庵野秀明の世界」監督(他)・短編 レポ : GOMIstation

    ■ビクター ハイパー・ロボットコンポ CM(1987) 庵野:「会社(ガイナ)で受けた仕事。やったのは、コンテと光エフェクト。それ以外は、美術の佐々木さんがロトスコで、一枚一枚丁寧に仕上げてくれた。その時に初めて広告代理店の人に会ったけど、『ホイチョイ』という漫画に出てくる人そのまんまで、『ああ、ホイチョイのまんまだな。当にこんな人いるんだ。』となりました。」 ■夢幻戦士ヴァリス CM/PV(1987) 庵野:「商業作品では、初監督作品(※トップよりも前)です。スタジオ・グラビトン時代の仕事。グラビトンはフリースタジオで、家賃とか光熱費とかを各自が払って、その場所を維持していたスタジオ。」 氷川:「80年代には(フリースタジオが)たくさんありましたよね。」 庵野:「ありましたね。そしてあるときに、クーラーが壊れてしまって、これはいかんということで、クーラーのお金を集める(仕事して残ったお

    10/30「庵野秀明の世界」監督(他)・短編 レポ : GOMIstation
  • 「ごちうさ」のバレットタイム表現と、その類似例 : GOMIstation

    まず「バレットタイム」とは、キャラ(被写体)の周りにカメラを多数設置して、キャラの動きをスローモーションのように撮影するという、SFXの一種です。結果的に、カメラは高速に動いているように見えます。この手法は、映画『マトリックス(2000)』 で一躍有名となり、2000年代の映像作品では多く用いられた手法でもあります。(※『マトリックス』では、200台近くのスチルカメラを用いて高速度撮影を表現しました。) ■『マトリックス(2000)』 バレットタイム (※約2分くらいから) で、そのメイキング映像がこちら。 日のアニメ『マッハgogogo(1965)』 でも似た技法が使われていたり、19世紀の写真家エドワード・マイブリッジに起点を求める説もあり、誰が考案・発明したのかは微妙なところですが、大いに知名度を上げた点では『マトリックス』が発明したとも言えます。子供の頃は毎日のように、VHSで例

    「ごちうさ」のバレットタイム表現と、その類似例 : GOMIstation
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