地方での医師不足の切り札として医学部入試の「地域枠」の導入が進んでいる。麻酔科医の筒井冨美氏は「医師免許取得後9~11年間、指定された地域で働くという縛りがあるため倍率が低い。返済不要の奨学金が支給される場合もある。ただし合格にはコツがいる」という――。 医師免許は、取れば一生食っていくのに困らない「プラチナ国家資格」。その取得プロセスの第一歩となる医学部受験の人気は、一時のピークは越えたものの、依然、過熱状態が続いている。 とりわけ国公立大の医学部は大激戦だ。これは私立大医学部が6年間で2000万~4000万円の学費を覚悟しなければいけないのに対し、国公立なら350万円程度と極めてリーズナブルだからだ。とりわけ首都圏の国公立医大は超難関となっている。 地方医師不足対策の切り札は「地域枠入試」 昭和時代にはドラマ「白い巨塔」のように、若手医師は母校の附属病院に就職して、就職当初から「外科」
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