米comScoreが現地時間2012年6月8日に公表したタブレット端末の利用実態に関する調査によると、米国では、スマートフォンユーザーのほぼ4人に1人がタブレット端末を利用しており、普及が急速に進んでいる。タブレットの利用者はスマートフォンユーザーよりも多く映像コンテンツを視聴する傾向にあり、10人に1人がほぼ毎日、自分の所有する端末でコンテンツを見ているという。 comScoreは、「タブレットは過去の消費者向けテクノロジー製品のなかで最も速く普及している機器の一つ。米国のタブレット利用は急速にクリティカルマスに達した」と述べている。 同社によると携帯電話利用者のうちタブレット端末も利用している人の割合は2012年4月末時点で16.5%に達し、1年前から11.8ポイント増加した。この割合はスマートフォンユーザーだとさらに高くなる。スマートフォンユーザーでは23.6%がタブレットを利用して
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