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2015年9月29日のブックマーク (2件)

  • 情報通信研究機構、量子鍵配送でドローンの安全を確保する技術

    国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)は9月28日、量子鍵配送を用いてドローン飛行の安全性を確保する技術を開発したと発表した。 これはNICTがドローンベンチャーのプロドローン、サンエストレーディングとの共同研究。小型無人機(いわゆるドローン)の利用は今後さまざまな用途での利用が期待されるが、操縦者と飛行体との通信のセキュリティを確保することが今後重要になると予想される。 飛行体との通信傍受や妨害、制御の乗っ取りを防ぐため、NICTでは無線通信(2.4GHz帯)の制御信号を真性乱数を用いてパケットごとに暗号化する手法を開発。処理自体は真性乱数と制御信号との足し算で行なわれるため暗号通信における処理の負担はほとんどなく、リアルタイムな飛行制御には影響しない。 宅配ドローンなどの用途では、飛行体の制御を地上局から別の地上局に引き継ぐ必要があり、真性乱数を用いたワンタイムパッド暗号ではそ

    情報通信研究機構、量子鍵配送でドローンの安全を確保する技術
  • 通信を引き継ぎながらドローンを広域飛行させる技術、NICTらが開発 | RBB TODAY

    情報通信研究機構(NICT)、プロドローンおよびサンエストレーディングは28日、ドローンの飛行制御通信の安全性を強化する技術を共同開発したことを発表した。 ドローンの遠隔制御に使われる無線通信は、傍受や干渉、妨害の影響を受けやすく、通信の乗っ取りや情報漏えいなどの危険が指摘されていた。また、現在市販されている無線装置でのドローン制御距離は1km程度に制限されているなどの課題があった。 新技術では、シリアル通信の制御信号(周波数2.4GHzの電波信号)を、パケットごとに異なる真性乱数を用いて暗号化。あわせて複数の暗号鍵をドローンに搭載するものとなっている。対となる暗号鍵を複数の地上局に配送することで、飛行制御を引き継ぎながらドローンを広域で飛行誘導できる。 実証実験では、2つの飛行制御エリア間で安全に制御通信を引き継ぐ第一世代システムの実証実験に成功。さらに、NICTが管理運営する量子鍵配送

    通信を引き継ぎながらドローンを広域飛行させる技術、NICTらが開発 | RBB TODAY