安倍家と統一教会“蜜月”の歴史 自民・現職大臣らも関与(前編) 山上徹也容疑者(41)の凶行の背景には、安倍晋三元総理と統一教会の関係があったことはすでに知られている。今回ご紹介する機密資料は、安倍元総理の祖父・岸信介元総理が1984年に当時の米大統領、ロナルド・レーガンに宛てた親書。一族と統一教会の深い関係を物語る“異様”な文書の内容とは――。 *** 【画像9枚】自殺した父と兄、宗教に貢ぐ母 山上容疑者の複雑な家庭環境 殺人容疑で送検された山上容疑者の供述内容は連日報じられ、また、それに関連してさまざまな報道がなされている。それらを総合すると、事件のおおよその構図は定まりつつある。 いわく、母の統一教会への信仰で、一家と自らの人生は破滅した。恨みを晴らすため、教団のトップを狙ったが果たせず、政界で最大のシンパである安倍元総理を狙った――というものだ。 無論、彼の人生を破壊した当事者は、