対談・インタビュー 今回は週刊スピリッツで『健康で文化的な最低限度の生活』を連載中の漫画家、柏木ハルコさんと稲葉剛の対談(前編)をお送りします。 (2014年10月@個室シェルター つくろいハウスにて) 漫画家と活動家/ふたりの出会い 稲葉: 柏木さんとお会いしたのは、確か3年前ですかね、2011年震災後の…… 柏木: 秋か冬くらいでしたかね。年明ける前の。 稲葉: その頃ぐらいに編集の方が連絡を取って下さって、新宿の炊き出しとか、もやいに来られて。それ以来、私も何度か取材を受けましたし、あと生活保護問題の関連の集会にいつも来ていただいて。 柏木: 私、最初「もやいはどういう活動してるんですか?」って聞いた時に、稲葉さんが「そこからですか」って答えたので、「ああ、すみませーん、恥ずかしい~!!」って。なんかもう、我ながらひどいなって思ったんですけど……。 稲葉: いえいえ。 柏木: 「もや
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