1.紙の真中に縦の線を一本引く。準備はこれだけ。 2.決定したい事項について、賛成する理由を線の左側に、反対する理由を線の右側に、それぞれ書く*1。 3.一通り出尽くしたところで、今度は賛成理由と反対理由それぞれについて、重要度(重み)をつけ、釣り合う賛成理由と反対理由を相殺する*2。 4.相殺し切ったところで、賛成理由と反対理由のどちらに多く残っているかによって、賛成/反対を決定する。 以上。 注) *1 創案者のベンジャミン・フランクリン*3は、「数日に渡り,折に触れては、賛成の側、反対の側それぞれに、理由を追加していくように」と時間をかけるよう勧めている。 *2 ある賛成理由と反対理由が同じ重みなら、両者を相殺するものとして消す。ある賛成理由の重みが、二つの反対理由と同じならば、ひとつの賛成理由とふたつの反対理由を相殺するものとして消す、ということ。 *3 元ネタはフランクリンが友人