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  • 連載「芸術創造環境はいま―小劇場の現場から」第7回 – ワンダーランド wonderland

    今回は東京を離れ、三重大学人文学部准教授の田中綾乃さん、地域の演劇に関心の深いカトリヒデトシさんとともに、三重を訪れました。このところ、元気のある地方公共劇場のひとつとして名前が挙がるのが、三重県文化会館。幅広い公演活動で着実に観客を集めており、その範囲は、クラシック音楽やバレエ・オペラから注目の若手演劇にまで、分野を広げています。また運営手法も、公共劇場としてはたいへんユニークと聞きます。そこで事業推進グループのリーダーとして、斬新な演劇事業を展開しておられる松浦茂之さんに、この文化会館の元気の秘密をうかがいました。(編集部) -このコーナーでは、劇場法(仮称)の話題も出ている昨今、各劇場でどのように舞台作品がつくられているかをうかがっています。三重県文化会館は、地域の劇場として、とても意欲的に活動なさっているようですが、運営面を含めてお話をお聞かせいただければと思います。まず、松浦さん

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