長崎市立中学校の男性校長(51)が、児童ポルノを集めていた疑いが持ち上がり、衝撃が広がっている。ファイル共有ソフトを使ってウイルス感染し、個人パソコンの中身がネット上に晒されたのだ。本人はわいせつ画像入手は認めているというが、市教委は「警察から法に触れるものはないと聞いています」としている。 「児童ポルノがあったかについては、確認できていません。校長と話をする機会がなくて…」 問題が発覚した中学校の教頭は、取材に対し、こう弁明した。 学校ホームページ炎上状態で仮閉鎖 この騒ぎは、校長の個人情報などが2010年3月21日に流出して広がり、翌日には、市教委が緊急の記者会見をして概要を説明した。その後、校長は体調を崩して、3連休明けの23日から休んでいるという。 新聞各紙の報道では当初、校長が自宅パソコンに保存していた学校関係のファイル60以上が流出し、生徒ら約200人の名前、住所などの個人情報