さて、このところ、本のキャンペーンということもあって、ずっと真面目な話や泣ける話を書いてきたので、その反動から不謹慎な話を書きたくなってしまった。というわけで今日は、オタク系おやじモード全開で行く。 実は、ぼくは、こう見えても(どう見えても??)かなりホラー映画好きである。 いや、20代前半までは、全く興味がなく、どちらかというと苦手だった。が、20代半ばに、「ホラー師匠」にあたる人と出会い、その人の指南によって目覚めてしまった。つまり、「見方」「見所」がわかったのだ。彼が持ち込んで来たのは、カーペンターの『物体X』、『ハローウィンシリーズ1,2,3』、クローネンバーグの『ビデオドローム』などだった。どれもはらはらどきどきで、めちゃくちゃ面白かった。とりわけ『ハローウィン3』は、彼が持ち込んできたビデオが洋版で翻訳なしのものだったので、物語の進行とか伏線とかがいまいち掴めずにみてたので、な