普通、精神疾患で障害年金を受けている場合、単身生活者のケースで生活費が不足すれば、併せて生活保護も受給可能である。足りない部分が補充される。 厚生年金の障害年金(障害厚生年金)の場合、働いた期間の上乗せがあるので、生活保護を受給できる基準を超えることもあり、生活は楽ではないがなんとか生活できる。 統合失調症の場合、最も悪いパターンは、成人後、いかなる保険にも加入していない時期に発病し、初診したケース。このような人は障害年金は一銭も出ない。(特例の期間であれば別) 統合失調症の場合、長期に受給している人はたいてい若くして発病しており、20台前半で発病した場合、障害厚生年金でも上乗せ分はないかわずかである。一方、15年くらい働いて発病した人は額がかなり違う。 今回は、障害基礎年金1級の単身者の受給について。 このような人は大抵、長い入院期間があり、1級の年金額、月当たり概ね8万円を受給している