スペインACCIONAは、自社開発した4輪駆動の電気自動車「ACCIONA 100% Ecopowered」が、2017年1月に開催されたダカールラリーにおいて完走したと発表した。電気自動車として初の快挙である。厳しい走行環境にも電気自動車が対応できることから、パリ協定実現にも役立つことを示した形だ。 スペインACCIONA*1)が電気自動車で快挙を成し遂げた。2週間に及ぶ「第39回ダカールラリー」において、同社の電気自動車「ACCIONA 100% Ecopowered」が完走したと2017年1月15日に発表(図1)。歴代のダカールラリーには約1万8000台の車両が参加している。電気自動車が完走したのは、ラリー史上初であるという。 同社は今回の完走をもって、再生可能エネルギーには競争力があること、第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において195カ国が合意を締結した「パリ協定
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