ブックマーク / blog.livedoor.jp/rftibet (52)

  • チベットNOW@ルンタ:劉暁波氏の最後の陳述「私に敵はいない」、日本語全訳

    12月10日のノーベル平和賞授賞式で代読された、劉暁波氏の最後の陳述、「私に敵はいない」の日語全訳を掲載する。 @yuntaitai(雲南太郎)さんが私の依頼を快く受け入れ、原文より翻訳して下さった。 中国語原文は: http://www.bullogger.com/blogs/stainlessrat/archives/351520.aspx 写真はウーセルさんのブログより。 彼はこの文章を書いた2日後に「国家政権転覆扇動罪」により懲役11年の判決を言い渡された。 ------------------------------------------------------------------- 「私に敵はいない 最後の陳述」 50を過ぎた私の人生で、(天安門事件の起きた)1989年6月は大きな転機だった。 文革後に復活した大学入試で私は最初の大学生(77年入学)になり、修士課程、博

    Baatarism
    Baatarism 2017/07/14
    2009年の陳述だったのか。
  • チベットNOW@ルンタ:<速報>新たにアムド、サンチュで女性が焼身・死亡 内地143人目

    焼身・死亡したタシ・キ。 8月28日付けチベットタイムスなどによれば、昨日27日の夜、アムド、サンチュ県(甘粛省甘南チベット族自治州夏河県)サンコク郷でタシ・キと呼ばれる女性が焼身抗議を行った。 「目撃したチベット人たちが命を救おうと火を消したが、夜中の(今朝)3時頃死亡した」と現地から伝えられ、さらに「夜明け頃に警官隊と軍隊が大勢遺族の家に押しかけ、遺体は奪いされれた」と言われる。 �タシ・キはサンコク郷グルラ村の出身。その他、年齢や家族構成などの詳細はまだ伝わっていない。 内地焼身抗議者143人目。内外合わせ148人目。この内124人が死亡している。 今年に入り7人目。 新たな情報が入り次第、続報をお伝えする。 参照:8月28日付けTibet Times チベット語版 8月28日付けTibet Express 英語版 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <続報>タシ・キは55歳、5

    チベットNOW@ルンタ:<速報>新たにアムド、サンチュで女性が焼身・死亡 内地143人目
    Baatarism
    Baatarism 2015/09/01
  • チベットNOW@ルンタ:<焼身続報>7月9日焼身の僧侶・死亡確認 遺書全訳

    僧ソナム・トプギェルの遺書 今月9日にジェクンド(ユシュ、ケグド、玉樹)のケサル広場で焼身を行った僧ソナム・トプギェル(27)が、翌日、西寧の病院で死亡していたことが明らかとなった。地域の情報網が遮断されていたが故に昨日まで情報は伝わることがなかった。彼の焼身後、家族も数日間警察に拘束されていたという。さらに、彼の焼身を映したビデオと彼の遺書も伝わった。 ダラムサラ在住のジェクンド出身者ロプサン・ツェリンが伝えるところによれば、「ソナム・トプギェルが焼身した後、彼の家族4人が当局に拘束された。家族の内、誰が拘束されていたのかは分っていないが、13日には全員開放されたという。その後、家族が彼の僧坊を片付けていた時、日々唱えていたと思われるお経の上に遺書と思われるものが見つかったのだ」という。 彼の遺書の最初には「中国政府指導者及び、特に地域の少数民族担当官へ」と書かれている。中国政府宛に書か

    チベットNOW@ルンタ:<焼身続報>7月9日焼身の僧侶・死亡確認 遺書全訳
    Baatarism
    Baatarism 2015/07/18
    チベット人が決して中国に対してテロを行わない事の意味を、考えないといけませんね。
  • チベットNOW@ルンタ:<速報>ジェクンド(玉樹)で新たな焼身 内地142人目

    昨日(7月9日)、現地時間午後5時頃、青海省玉樹チベット族自治州玉樹県玉樹(ジェクンド/ケグド/ユシュ)の街の中心部にあるケサル広場で1人のチベット人僧侶が、中国政府のチベット政策に抗議するために焼身した。彼は病院に運び込まれたとの情報があるが、病院に運び込んだのが警察なのか、地元のチベット人なのかは明らかではない。また、焼身者の生死、氏名、年齢、所属僧院名なども現在玉樹一帯の情報網が遮断されており、未だ不明である。 玉樹(ジェクンド)は2012 年4月14日、大地震に襲われ、政府発表でも3000人の犠牲者が出た場所である。その後の復興の過程で、膨大な義援金が世界中から集まったにも関わらず、現地のチベット人たちは3年間もテント生活を強いられ、また政府が進める都市計画により多くのチベット人が土地を取り上げられた。これまでにこの街では土地強制収容に抗議する焼身が2件起こっている。 チベット内地

    チベットNOW@ルンタ:<速報>ジェクンド(玉樹)で新たな焼身 内地142人目
    Baatarism
    Baatarism 2015/07/10
  • チベットNOW@ルンタ:ウーセル・ブログ「隠喩としてのチベタン・マスティフ」

    ちょうど今日、朝日新聞が『ブーム去り、悲惨な運命たどる中国のチベット犬』と題されたニューヨークタイムズの記事を日語に翻訳したものをネット上で発信しているのが目にとまった。4月19日付けのこの元記事はチベット関係者の中ですぐに話題となっていた。 このニューヨークタイムズの記事は愛犬擁護的視点から書かれているが、チベット人たちの視点はもっと複雑なものであった。 ウーセルさんは5月6日のブログでこの記事を受け、この悲しいチベタン・マスティフの運命がどれほど今のチベット人の運命と重なっているかということを説かれている。 原文:唯色;作为隐喻的藏獒 翻訳:@yuntaitaiさん ◎隠喩としてのチベタン・マスティフ (写真説明)ネットから転載した2011年11月28日のニュース……牛という名の男性は北京の南四環でチベタン・マスティフ基地を経営していると言った。基地内で交配させるため、彼はわざわざ純

    チベットNOW@ルンタ:ウーセル・ブログ「隠喩としてのチベタン・マスティフ」
    Baatarism
    Baatarism 2015/05/25
  • チベットNOW@ルンタ:焼身した尼僧の死亡が確認された? 焼身中の写真伝わる

    炎に包まれ座り込んだ尼僧イェシェ・カンドに、駆けつけた警官が消化液をかけている。 尼僧イェシェ・カンドの焼身後の生死は不明であったが、4月10日付けRFA英語版等によれば、次の日の9日、警察が家族に死亡を知らせたという。しかし、家族は遺体を引き取らせてもらえず、遺灰もなく、当に尼僧が亡くなったどうかは分らないと話しているという。 最近家にいた彼女は焼身の前日珍しく尼僧院に現れたという。そして尼僧院の仲間たちと話をするなかで、彼女は「明るく、楽しむべきだわ。でもチベットのために何かやることも大事だわ。焼身とかね」と言ったという。しかし、その時には誰も彼女が気に焼身するとは思ってもいなかったという。 「イェシェ・カンドはとても控えめでした。勉強や修行をたくさん終えていましたが、まったく鼻にかけることもなく、親しみ易い性格でした」と仲間の尼僧は語る。 カナダ在住の日人画家井早智代さんが尼僧

    チベットNOW@ルンタ:焼身した尼僧の死亡が確認された? 焼身中の写真伝わる
    Baatarism
    Baatarism 2015/04/13
  • チベットNOW@ルンタ:またもンガバで僧侶が1人デモ/ソク県で僧侶7人連行 携帯で写真や情報をやり取りか?

    僧ロプサン・ケルサン。 ンガバで僧侶が1人デモ ダラムサラ・キルティ僧院によれば、3月17日現地時間午後3時40分頃、アムド、ンガバ(བོད་མདོ་སྨད་རྔ་པ་རྫོང་། 四川省ンガバ州ンガバ県)の大通りで、ンガバ・キルティ僧院僧侶ロプサン・ケルサン(བློ་བཟང་སྐལ་བཟང་།、19歳が左手でダライ・ラマ法王の写真を掲げ、右手でルンタ(祈りの紙切れ)を空に撒き上げながら、「チベットに自由を!」と叫び、行進した。中国共産党のチベット弾圧に抗議したものと思われる。 焼身抗議が頻発するンガバは今チベットでもっとも警戒の厳しい街である。ただちに警官が駆けつけ、彼は取り押えられ、連行された。その後の消息は不明。 僧ロプサン・ケルサンはンガバ県チャルワ郷チュクレーカプマ村の出身。父ツェリン、母デチェンの息子。幼少時よりンガバ・キルティ僧院の僧侶。 参照:3月17日付けTibet Ti

    チベットNOW@ルンタ:またもンガバで僧侶が1人デモ/ソク県で僧侶7人連行 携帯で写真や情報をやり取りか?
    Baatarism
    Baatarism 2015/03/18
  • チベットNOW@ルンタ:ンガバで若い僧侶が1人デモ

    ダラムサラ・キルティ僧院リリースによれば、今日3月8日現地時間午後1時半頃、四川省ンガバ州ンガバ県ンガバの路上でンガバ・キルティ僧院僧侶ゲンドゥン・プンツォク(18)が1人で中国政府に抗議するデモを行った。 僧ゲンドゥン・プンツォクは、頭上に黄色いカタを掛けたダライ・ラマ法王の写真を掲げ、「ダライ・ラマ法王のチベット帰還を!チベットには自由と平等が必要だ!」と叫びながら道を進んだ。数分後警官隊が駆けつけ連行されたという。 その後の消息はない。 僧ゲンドゥン・プンツォクはンガバ県チャ郷チュクレカプマ村の出身。父タシギャ、母リクゴの息子。幼少時、ンガバ・キルティ僧院に入り、僧侶となる。 僧ゲンドゥン・プンツォク ンガバは3月10日に向け厳戒態勢下にある。そのような中で6日には焼身が、8日には1人デモが行われた。監視が厳しくもはや集団のデモを計画することは困難となり、それぞれ個人が誰にも告げず1

    チベットNOW@ルンタ:ンガバで若い僧侶が1人デモ
    Baatarism
    Baatarism 2015/03/09
  • チベットNOW@ルンタ:昨年1年間にインドに亡命したチベット人は120人のみ

    ダラムサラ難民一時収容所。 今週日曜日に鎌倉であったチベットイベントでは小川まりえさんが作られた『ソナム』というドキュメンタリー映画が上映された。ダラムサラの難民一時収容所に到着したグループの中から偶然、チベットの匂い一杯の10歳の男の子を見つけ出し、その子の収容所での生活を追うというものだ。その後のトークで、チベット難民の現状が話題となり、私は2008年以降難民が激減したという話をした。 ちょうど昨日Tibet Timesがその収容所に行き、所長に昨年の難民の数等を確認したという記事が載っていた。それによれば、昨年1年間にダラムサラの一時収容所に辿り着いたチベット難民の数は120人という。 2008年以前には毎年2500~3000人の難民がヒマラヤを越え亡命していたのである。今後もこのトレンドは変わらないだろうということで新しく2008年に規模を拡大して作られた新しい収容所は出来上がった

    チベットNOW@ルンタ:昨年1年間にインドに亡命したチベット人は120人のみ
    Baatarism
    Baatarism 2015/01/20
  • チベットNOW@ルンタ:郷長選挙をめぐり学生1人 拷問死

    写真:ダルラ(達日)県における選挙集会。 今月10日、青海省ゴロ州ダルラ県タクト郷第3村(མགོ་ལོག་ཁུལ་དར་ལག་རྫོང་སྟག་ཐོག་ཡུལ་ཚོའི་རུ་ཆེན་གསུམ་པ།)の学生カルメ(22 ཀར་མེ།)が、激しい拷問を受け死亡した。カルメを含む13人は郷長選挙の際、中国当局が推薦する村長に投票しなかったとして拘束されていた。 ゴロ出身の在インド在住ダムチュ・ペルサンがTibet Timesに伝えた情報によれば、12月7日、ゴロ州ダルラ県の役人がタクト郷で郷長を選出するための集会を開いた。その際、住民はタシと呼ばれるチベット人に投票した。しかし、役人たちは選挙の結果を無視し、当局が推薦する中国人を必ず選出すべきだと命令した。その場で口論となり、集まった人々は再度投票を行うことを拒否、帰宅した。 その後、当局は大勢の警官を動員し、再び集会を行い当局の選ぶ中国人に

    チベットNOW@ルンタ:郷長選挙をめぐり学生1人 拷問死
    Baatarism
    Baatarism 2014/12/17
  • チベットNOW@ルンタ:新たな焼身者 秘密裏に治療中

    焼身後病院で治療を受けるクンチョク。 昨夜RFAがチベット内で新たな焼身があったと報じた。しかし、実際に焼身があったのは先月16日のことという。 情報が伝わるのが遅れた原因の一つは当局の情報遮断のせいであろうが、今回は特に焼身者が現場で死なず、当局に連れ去られる前に親近者が彼を遠くは離れた隠れた病院に匿い、秘密にしていたからと思われる。 習近平がインド訪問を始めた9月16日、アムド、ゴロ(青海省果洛チベット族自治州)ガデ(甘徳)県ツァンコル郷の警察署の前でクンチョク、42歳が焼身を行った。現地から情報を伝えたチベット人は「彼の焼身は中国のチベット政策に抗議するためだ。チベット人のためにやったのだ」という。 彼はツァンコル郷メコル村の出身。2人の子供がいる。1人は僧侶、もう1人は尼という。 現地と連絡をとった別のチベット人によれば、「焼身を目撃したチベット人たちはすぐに火を消し、彼を西寧の隠

    チベットNOW@ルンタ:新たな焼身者 秘密裏に治療中
    Baatarism
    Baatarism 2014/10/05
  • チベットNOW@ルンタ:牧草地を巡る村同士の争いの後、部隊が出動し激しい暴力を振るう

    かつてチベットの牧草地には移動を遮る柵は全くなく、季節に合わせ自由に移動することができた。中国当局の政策により柵ができた時点でもう「遊牧民」と呼ぶことはできなくなっている。チベットにはすでに「遊牧民」は存在しないのである。 当局がチベットの牧草地を区分けした結果の1つは、牧草地を巡るケンカの増加であった。最初は県単位で区切られていたが次第に郷単位、村単位と狭められ、今ではほとんどの地域で家族単位に区切られている。その度に牧民はヤク等の家畜の数を減らさないとやって行けなくなったという。 家族単位で区切られたことにより、割り当てられた牧草地の良し悪しや家畜数の差により貧富の差が生まれ、ちょっとした越境行為によりケンカが増えたという。これを解消するために、当局と掛合い村単位やさらに大きな単位に戻すことに成功した地区もある。しかし、村単位になった後も牧草地を巡るケンカは起こっている。これは1つには

    チベットNOW@ルンタ:牧草地を巡る村同士の争いの後、部隊が出動し激しい暴力を振るう
    Baatarism
    Baatarism 2014/09/16
  • チベットNOW@ルンタ:14世ダライ・ラマは本当に「ダライ・ラマ制度は自分で終わり、後継者は不要」と公言したのか?

    ダライ・ラマ法王は訪問先のドイツで9月7日、ドイツ週刊紙ウェルト日曜版(Welt am Sonntag)の取材を受けその中で「ダライ・ラマ制度は自分で終わり、後継者は不要」と公言した、とAFP日語版等が伝えた。このニュースの反響は大きく、ネット上で世界中のチベット人やサポーターたちが「ショックを受けた。大変悲しいニュースだ。再考して頂きたい」と応じた。 これに対する中国側の反応としては、例えば新華社日語版ではシンガポール華字紙を引用しながら最後に「ダライ・ラマが、次の生まれ変わり(化身)を探す『輪廻転生制度』を持ち出すのは、メディアから注目を集め、さらにはこれにより中央政府に圧力をかけるという政治目的を実現させるためだ」と結んだり、日の東京大学にも留学した経験のある中国社会科学院の民族史研究者秦永章は9月9日付け環球網で『ダライに転生制度を終わらせる権利はない 次のダライは愛国者に』

    チベットNOW@ルンタ:14世ダライ・ラマは本当に「ダライ・ラマ制度は自分で終わり、後継者は不要」と公言したのか?
    Baatarism
    Baatarism 2014/09/14
  • チベットNOW@ルンタ:セルシュの虐殺:拘置所内で4人死亡 1人抗議自殺

    村長ワンダクの解放を求め、役所の前で声を上げるチベット人たち。この後、彼らに向かい無差別発砲が行われた。 カム、カンゼ州セルシュ県で、今月12日、拘束された村長の解放を求める人々に向かって当局が無差別発砲を行い、10人以上が重傷を負ったというニュースは日のメディアも既に報じている。例えば毎日新聞さんは19日付けで珍しくRFAを引用し、事件の経緯をまとめた記事を出している。だいたいの経緯はその日語記事を参照して頂くことにして、ここではその他の情報や新たな情報のみをお伝えする。 8月11日の夜中12時頃、カンゼ州セルシュ県ダンマ郷シュクパ村(དཀར་མཛེས་ཁུལ་སེལ་ཤུལ་རྫོང་འདན་མ་ཤུག་པ་སྡེ་བ།)の村長ワンダク(དབང་གྲགས།45)が、自宅から当局により密かに連行されたことを知った地元のチベット人約100人が、次の日の12日、役場の前で彼の解放を求め声

    チベットNOW@ルンタ:セルシュの虐殺:拘置所内で4人死亡 1人抗議自殺
    Baatarism
    Baatarism 2014/08/21
  • チベットNOW@ルンタ:ウーセル・ブログ:当局は「通行証」発給を制限し、チベット人の聖山巡礼を禁じた

    チベットにある聖山カイラスはチベット人に取って最高の巡礼場所である。12年に一度廻ってくる午年にここを巡礼すれば特別のご利益を得ることができると信じられている。そういうわけで、今年カイラスを巡礼しようと思っている内外チベット人が沢山いるらしい。しかし、ウーセルさんのブログによれば、当局は現在カイラス山を巡礼することを禁止しているようである。その理由は7月初めにカイラス山の向こう側、インドのラダックでダライ・ラマ法王がカーラチャクラ法要を行うことと関係があるという。 原文:唯色:当局限办“边防证”,禁止藏人朝圣神山 翻訳:@yuntaitaiさん ◎当局は「通行証」発給を制限し、チベット人の聖山巡礼を禁じた 写真上:チベット仏教とヒンズー教、ボン教、ジャイナ教がともに崇める聖山カン・リンポチェ(カイラス)。 この世界に極めて特別な山がある。それはチベット仏教とヒンズー教、ボン教、ジャイナ教が

    チベットNOW@ルンタ:ウーセル・ブログ:当局は「通行証」発給を制限し、チベット人の聖山巡礼を禁じた
    Baatarism
    Baatarism 2014/06/27
  • チベットNOW@ルンタ:盲目の母親の悲願を叶えるため息子がリヤカーでラサまで2500キロ

    ラサから遠く離れたアムド、ルチュ(甘粛省甘南チベット族自治州碌曲)に住む85歳になるペマ・ツォは、日長一日観音菩薩の真言であるオンマニペメフンを唱え続けている。ペマ・ツォの悲願は死ぬまでにラサまで巡礼し、ラサのジョカン寺にあるジョオ(仏陀像)に祈りを捧げることであった。しかし、目が見えないことと貧しいが故にこれまで、この願いを叶えることができなかった。 今、彼女はこの悲願を達成しかけている。58歳になる息子のゴンポ・タシが母親のこの悲願を叶えてやろうと、母親をリヤカーに乗せ、ラサまで途中、数へ切れぬほどの峠や川を越え、2500キロの苦難にみちた道を進み続け、今ラサまで200キロのコンボのギャンダに到着しているという。 一生に一度はラサまで巡礼に行き、ジョカン寺のジョオ像を拝観したいという思いは、特にアムドやカムの人が持つほぼ普遍的な思いだ。イスラム教のメッカ巡礼に似ている。 これは巡礼であ

    チベットNOW@ルンタ:盲目の母親の悲願を叶えるため息子がリヤカーでラサまで2500キロ
    Baatarism
    Baatarism 2014/06/25
  • チベットNOW@ルンタ:チャプチャ:環境破壊に反対し多数拘束

    前回のブログでチベット自治区チャムド地区ゾガン県において、鉱山開発に反対した地元のチベット人60人が拘束された、と伝えたばかりだが、今度はアムド、チャプチャ(青海省海南チベット族自治州共和県)で地元の採石開発に反対したとして27人が拘束されているという。 6月18日付けRFA英語版によれば、今月初めに当局は地元の大理石採石場開発に反対したとしてカルセル村のチベット人27人を拘束した。 「彼らは自分たちの土地と環境を守るために開発に反対することを表明した」と地元の人が伝える。 「そして6月6日と7日にチャプチャから県の警官が村にやって来て、村の代表2人と27人のチベット人を連行していった」 「内4人はその後解放されたが、23人は今も拘束されたままだ」という。 この採石場は1989年から大理石の採掘を始めた。そして「今年、採掘の契約は切れたはずなのに、それにも関わらずさらに拡張されている」とい

    チベットNOW@ルンタ:チャプチャ:環境破壊に反対し多数拘束
    Baatarism
    Baatarism 2014/06/20
  • チベットNOW@ルンタ:ゴロで銅鉱山が排水を黄河上流に流し続け 家畜が多量に死ぬ等の毒害

    北京在住のチベット人作家ウーセルさん等が証拠写真と共に伝えるところによれば、青海省ゴロ州ペマ県の聖山の麓にある銅鉱山から出る鉱毒を含んだ排水が多量に黄河の上流に直接たれ流されているという。 既にこの鉱毒により、下流域の家畜が死ぬ等の被害が続き、住民はかつてのように川の水を生活用水として使う事ができず、井戸を掘るしかなくなっている。地域の住民たちはこれまでに何度も政府にこの環境破壊と毒害について訴えたが、まったく取り合ってもらえない。そこで、住民たちは最近インターネット上にこの鉱山の公害に関する写真を上げ、街中にビラを張る等して直接世界にこの「黄河に銅毒を流している」という事実を公表したという。 この鉱山は正式には2004年から青海省ゴロ・ウェストラック銅業と言われる私有会社により開発が始められた、2013年9月には品質、環境、職場の安全性という「三標一体」と呼ばれる基準をクリヤーしたと宣伝

    チベットNOW@ルンタ:ゴロで銅鉱山が排水を黄河上流に流し続け 家畜が多量に死ぬ等の毒害
    Baatarism
    Baatarism 2014/06/17
  • チベットNOW@ルンタ:投身抗議のあったゾガンで新たに60人拘束

    投身抗議・死亡したパクパ・ギェルツェン チベット自治区チャムド地区ゾガン県では、今年初め頃より、鉱山開発を巡りこれに反対する地元チベット人と当局の対立が激化している。 5月7日にはパクパ・ギェルツェンと呼ばれるチベット人がこの鉱山開発に抗議するためにビルの屋上で自身を刀で傷つけた後、投身、死亡している。もっとも、彼は飛び込む前に「チベットに自由を!独立を!ダライ・ラマ法王帰還を!」と叫んだと伝えられる。 この事からも、チベットではこのような事件は単なる鉱山開発反対ではなく、もっと根的な政治問題を含んだものであることを示しているといえる。 彼のこの投身を受け、その後、地元のチベット人たち数百人が政府庁舎前に2週間ほどの間座り込み、鉱山開発の中止を訴えた。 そして、今回、この騒ぎが少し静まったころを見計らい、当局は改めて鉱山開発に反対したり、デモに参加したチベット人を中心に制裁を始めたようだ

    チベットNOW@ルンタ:投身抗議のあったゾガンで新たに60人拘束
    Baatarism
    Baatarism 2014/06/17
  • チベットNOW@ルンタ:中国外相の訪印に合わせ 猛暑の中 チベット人数百人がデリーで抗議デモ

    デリー警察に阻止されたチベット人デモ行進。 正義を求めるデモ 6月8日、中国の王毅外相が2日間の日程でインドの首都デリーを訪問。スワラジ外相等インドの新政府要人と会談した。亡命チベット人社会最大のNGOであるチベット青年会議(TYC)はデリーの2カ所で抗議デモを行ったが、何れも警官に行動を阻止された。 昨日のデリーは最高気温47.8度。62年来の猛暑だったという。炎天下は50度を越えていたことは確かである。そんな中、デモ参加者たちは精一杯声を張り上げた。国連前で行われたデモの様子はビデオ(ここ)で見る事ができる。チベット人たちは「我々は正義を求める!」と声を張り上げた。 デモは最初中国大使館前で行われる予定になっていたが、デリー警察がこれを許さず、デモはデリーのチベットキャンプがあるマジュヌ・カ・ティーラ周辺で行われた。しかし、こちらも行進は警官隊に阻まれ路上で声を上げただけだった。 今回

    チベットNOW@ルンタ:中国外相の訪印に合わせ 猛暑の中 チベット人数百人がデリーで抗議デモ
    Baatarism
    Baatarism 2014/06/12