【アツいアジアから旬ネタ直送「亜細亜スポーツ」】カンボジアの最高裁が今月半ば、最大野党・救国党の解党を命じる判決を下した。党幹部118人の政治活動は禁じられ、カンボジアには今、野党が事実上存在しない。 強権を発動しているのは30年以上君臨しているフン・セン首相(65)だ。「かのポル・ポト派にもともと属していたが、政治的対立からたもとを分かった。その後、ベトナムへ亡命し、ベトナム軍とともにポル・ポト派を追い落とし、以降は不安定な政局のカンボジアをずっと支配してきた」とは現地情勢に詳しい記者。 日本の自衛隊も参加したUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)の活動後、治安回復と経済発展の基礎を築いた政治力を評価する声もあるが、長年のフン・セン独裁下で国の隅々まで汚職がはびこってしまった。カンボジア入国の際、ビザを発給する事務所の役人から金(賄賂)をせびられることもあるほど。 国民の怒りが爆発した
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