ノートパソコンの防水性試験。様々な方向から水をかける=11日、神戸市西区のパナソニック神戸工場完成したパソコン。作業員が顧客の要望に沿って必要なソフトを導入していく=11日、神戸市西区のパナソニック神戸工場 パナソニックは11日、パソコン(PC)を製造する神戸工場(神戸市西区)を報道陣に公開した。パナソニックは耐久性などを売りにしたPCを主に法人向けに販売している。特定の顧客ニーズにきめ細かく対応して生き残りをかける戦略は、赤字脱却を目指す同社戦略のモデルともいえる。 ■法人向けこそ耐久性 神戸工場は国内向けの「レッツノート」と、海外向けの「タフブック」の2種類のノートPCを開発、生産する。どちらも耐久性が売りの「堅牢PC」だ。工場1階の「環境試験室」では、駆動中のPCに作業員がホースで水を浴びせ、防水性を確認。落下させたパソコンの電源が入るかどうかも確かめた。 続きを読むこの記事の続