23日朝、愛媛県新居浜市の路上で、集団登校中の小学生の列にイノシシが突っ込み、3人が打撲などのけがをしました。イノシシはその後、山に入ったとみられ、警察や地元の住民が付近を警戒することにしています。 この際、児童3人が体当たりされて転倒し、1年生の男の子(6)と女の子(7)、それに3年生の女の子(8)が太ももを打撲するなどのけがをしました。 警察によりますと、目撃した人の話から、イノシシは体長1メートルほどで、近くの住宅街から現れて道路を横断し、小学生の列に突っ込んだということです。現場は山のふもとの県道で、イノシシは子どもたちにぶつかったあと、山に入ったとみられるということです。 警察は地元の猟友会とイノシシを探すとともに、保護者や地元の住民と協力してイノシシが現れた付近を警戒し、登下校の時間帯には子どもたちを見守ることにしています。