27日、栃木県那須町のスキー場付近で、登山の講習中の高校生と教員48人が雪崩に巻き込まれ、生徒ら8人が死亡した事故を受けて、栃木県教育委員会は、11月から5月の間に高校の部活動で登山することを全面的に禁止することを検討することにしています。 栃木県教育委員会は、今回の事故を受けて、冬山での部活動の在り方を見直す必要があるとして、11月から5月の間に高校の部活動で登山することを全面的に禁止することを検討することになりました。 また再発防止に向けて、山岳連盟などの外部の専門家も含めた事故の検証委員会を立ち上げる予定で、予定を変更してのラッセルの訓練を行った判断が正しかったのかどうかや、参加者全員が持っていなかった、雪崩に巻き込まれた際に位置情報を発信する「ビーコン」という機器の義務化についても検討することにしています。