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心理学に関するBasilio_IIのブックマーク (61)

  • 心理学が挑む偏見・差別問題(2)

    4人の心理学者が,偏見や差別の問題に心理学が取り組む意義や,そこから見えてきた今後の課題を語ります。第2回は,偏見や差別への法による解決と社会心理学アプローチについて取り上げます。 →連載第1回はこちら 偏見や差別への法による解決 唐沢: 障害者に対するケアは障害者差別解消法として法制化されました。障害があるために不利な状況があって差別されるということは解消されるはずではありますね。法はないよりはあった方がいいと思いますが,理念先行のようにも思います。法の精神を当に実現しようと思ったら相当大変なことです。 唐沢 穣(からさわ・みのる):名古屋大学大学院情報学研究科教授。主著に,『責任と法意識の人間科学』(勁草書房,2018年,共編),The emergent nature of culturally meaningful categorization and language use:

    心理学が挑む偏見・差別問題(2)
  • 心理学が挑む偏見・差別問題(1)

    人種・民族,障害,ジェンダー,LGBTなど,さまざまなカテゴリーの人たちに対する偏見や差別が,メディアに頻繁に登場します。また,私たちの身近なところにも,多かれ少なかれ偏見や差別の問題が存在しています。2018年7月に刊行された『偏見や差別はなぜ起こる?――心理メカニズムの解明と現象の分析』(1)では,偏見や差別の問題に,心理学がどのように迫り,解決に道筋を描くことができるのかを,第一線の研究者が解説しました。その執筆に関わった4人の心理学者が,偏見や差別の問題に心理学が取り組む意義や,そこから見えてきた今後の課題を語ります。 「偏見」「差別」とは? 北村英哉(以下,北村): 偏見や差別が世の中のどういったところに存在するかを考えるうえで,偏見や差別という言葉や概念と結びついていない悪口や批判的言動もあるように思います。何か事件が起きたときにそれを非難したり批判したりすることがありますが,

    心理学が挑む偏見・差別問題(1)
  • 「勝つための議論」の落とし穴

    M. フィッシャー(カーネギーメロン大学) J. ノーブ(エール大学) B. ストリックランド(仏ジャン・ニコ研究所) F. C. ケイル(エール大学) 米国では政治的な二極化が進むにつれ,相手を言い負かすことを主眼とした「勝つため」の議論が多くなってきた。特にフェイスブックやツイッターなどオンライン上でそれが顕著だ。こうした議論のスタイルが,議論している問題に対する当事者の理解そのものを変えることがわかった。議論している複雑な問題に唯一の正解があると考えて,それ以外は認められなくなり,視野の狭い思考に陥る恐れがある。 再録:別冊日経サイエンス236「心と行動の科学」 再録:別冊日経サイエンス230「孤独と共感 脳科学で知る心の世界」 著者Matthew Fisher / Joshua Knobe / Brent Strickland / Frank C. Keil フィッシャーはカーネギ

    「勝つための議論」の落とし穴
  • 7割の被験者が架空の犯罪を自白…有名な実験結果に科学者が「待った」

    7割の被験者が架空の犯罪を自白…有名な実験結果に科学者が「待った」ある調査結果が2015年、メディアで大々的に報じられ話題になった。自分が実際は犯していない犯罪を、犯したと確信してしまう人の割合が70%に上る、というものだった。現在、この実験結果を批判する人たちが現れ始め、実験は正式に訂正されることになった。 1989年4月19日の夜、白人女性のトリシャ・メイリ(28歳)さんは米ニューヨークのセントラル・パークでジョギングしていた。そこで激しく殴打され、レイプされ、12日間の昏睡に陥った。ハーレム在住の黒人およびヒスパニック系の少年5人が、自白をもとに有罪判決を受け服役した。しかし後に、自白は警察に強要されたもので偽りだったと、5人が明らかにした。 この「セントラル・パーク・ファイブ」と呼ばれるケースのように、人は実際に犯していない犯罪を覚えているかのように操られる可能性がある。しかしこれ

    7割の被験者が架空の犯罪を自白…有名な実験結果に科学者が「待った」
  • The Kitty Genovese murder and the social psychology of helping: the parable of the 38 witnesses - PubMed

    The .gov means it’s official. Federal government websites often end in .gov or .mil. Before sharing sensitive information, make sure you’re on a federal government site. The site is secure. The https:// ensures that you are connecting to the official website and that any information you provide is encrypted and transmitted securely.

    The Kitty Genovese murder and the social psychology of helping: the parable of the 38 witnesses - PubMed
  • 受刑者の自白理由と取調べの手法

    This study examined the relationships between the reasons for confessions and interviewing styles by administering a self-reported questionnaire to new male adult prison inmates across Japan. The three factors proposed by Gudjonsson and his colleagues (1991, 1992, 1994, 1999), namely, perception of proof, internal pressure, and external pressure, were investigated. When participants had decided to

  • 人はなぜスケープゴートを作り出すのか?/釘原直樹 - SYNODOS

    災害や事故で大きな被害が出た時、あるいは不正行為や犯罪が明らかになった時、マスコミによる集中豪雨的な報道がなされることがある。そして往々にして、悪者探しが行われ、何が原因であるのかより、誰が悪いのかが追及される。すなわち、責任主体が不明確な場合でも、特定の人や集団がターゲットとして選び出されて非難されることもしばしばである。 これは、人が曖昧な状況やフラストレーションに長時間は耐えきれず、早急に責任者を選び罰することによって心の安寧を回復しようとするためであると考えられる。このような現象がスケープゴーティングであり、その対象となったものがスケープゴートと呼ばれる。 様々なスケープゴーティングが考えられる。例えば「いじめ」である。いじめられっ子の存在により学級の安寧が保たれている可能性があるため、その子がいなくなれば、別の子が対象として選び出される可能性が高い。それからいわゆる「バッシング」

    人はなぜスケープゴートを作り出すのか?/釘原直樹 - SYNODOS
  • 悪意の心理学 -岡本真一郎 著|新書|中央公論新社

    悪口、嘘、ヘイト・スピーチ 岡真一郎 著 嘘、皮肉、罵倒、偏見......。面と向かっての会話であれ、ネットでのやりとりであれ、言葉によるコミュニケーションはしばしば暴走し、相手に対して「悪意」の牙を剥く。これらはいじめや差別、クレーマーやセクハラ、政治家の問題発言を生む。一方で、意図していないのに加害者になってしまうこともある。悪意はなぜ生まれ、どう表現されるのか。どうすれば、悪意に立ち向かえるのか。社会心理学・言語心理学の観点から考察。 書誌データ 初版刊行日2016/7/21 判型新書判 ページ数328ページ 定価990円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-102386-5 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店  ❑有隣堂  ❑TSUTAYA  ❑くまざわ書店

    悪意の心理学 -岡本真一郎 著|新書|中央公論新社
  • 信頼の心理学

    Conventionally, in social psychology research, “perceived competence” that is rooted in a specialized technique and knowledge, and “perceived motivation” that is rooted in the attitude to carry out one's duty have been targeted, as important factors for earning trust. Today, attention is being drawn to the salient value similarity (SVS) model whose viewpoint differs from that of these two factors.

  • 東日本大震災に伴う風評被害:買い控えを引き起こす消費者要因の検討

    This study investigated why the restrained buying called reputational risk occurred after The Great East Japan Earthquake, focusing on the psychological factors influencing consumers. A preliminary investigation (N=112) identified affective (System 1) factors—“negative affect,” “association with Fukushima,” “support for quake-hit areas,” and “radiation anxieties”—and reason (System 2) factors—“kno

  • 心理学研究の再現性に関する論争 - 日本社会心理学会 広報委員会

    心理学研究の再現性/再現可能性(Reproducibility あるいは Replicability)に関する議論が,また盛り上がりを見せています.このサイトではその動向をwatchしています.え?議論?何?という方は「☆そもそものきっかけ」以降をまずお読み下さい.★2016/3/3以降の動向(メモ.日付降順) 2016/3/8 Scientific Data 誌による Call for submissions: Replication data by Nosek, B. et al. with OSF.Scientific Data is an open-access, peer-reviewed journal for descriptions of scientifically valuable datasets. Our primary article-type, the Data

  • 心理学研究の信頼性に疑問を呈した論文は「誇張」、米ハーバード大研究者ら

    仏パリで撮影された、米科学誌サイエンスのホームページ(2010年3月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【3月4日 AFP】人がどのように行動したり思考したりするかに関する科学的研究の信ぴょう性に疑問を呈す内容で昨年大きな波紋を呼んだ研究論文について、米ハーバード大学(Harvard University)の科学者らが3日、その主要な研究結果は誇張された可能性があるとの論文を発表した。実験方法に多数の誤りがあったという。 昨年8月に米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文では、270人の科学者からなる「オープン・サイエンス・コラボレーション(OSC)」が、それ以前に発表された研究論文100件について再現実験を実施。わずか39%しか成功しなかったと指摘して、昨年出版された同誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー(Breakthroughs of the

    心理学研究の信頼性に疑問を呈した論文は「誇張」、米ハーバード大研究者ら
  • Another meaning of Darwinian feminism: Toward inclusive evolutionary accounts of sexual orientations - PsycARTICLES

  • Kyoto University Research Information Repository: <一般論文> 心理学は神経科学に還元されるか?

  • ことわざと心理学 -- 人の行動と心を科学する| 有斐閣

    Basilio_II
    Basilio_II 2015/08/23
    なんかおもしろそう
  • How can the psychology of crowd behaviour contribute to effective crowd management? Discuss with reference to either a mass emergency or a protest demonstration | Tong | Sussex Review

  • ウソの自白に関する本二題ー『自白の心理学』と『本当は間違っている心理学の話』 - わが忘れなば

    冤罪の発生、とりわけ犯人でない人がウソの自白をしてしまう現象について、心理学的に考察したを二冊読んだ。 浜田寿美男『自白の心理学』(岩波新書) スコット・O・リリエンフェルド、スティーヴン・ジェイ・リン、ジョン・ラッシオ、バリー・L・バオアースタン著 八田武志、戸田山和久、唐沢穣監訳『当は間違っている心理学の話 50 の俗説の正体を暴く』(化学同人) 『自白の心理学』では、自白にまつわる三つの問題について、現実の冤罪事件に沿って解答を与えている。即ち、 なぜ犯人でないのに、死刑の可能性が高い事件で、ウソの自白をしてしまうか。 あまつさえ、なぜウソの犯行の詳細を、取調官の要求を満たすよう作り上げてしまうのか。 自白調書の分析(「無知の暴露」の発見等)によって、自白がウソである=冤罪の可能性を示すことができるか。 である。 こので詳しく取り上げられている冤罪事件は、宇和島事件(窃盗)、甲

    ウソの自白に関する本二題ー『自白の心理学』と『本当は間違っている心理学の話』 - わが忘れなば
  • スケープゴーティング -- 誰が,なぜ「やり玉」に挙げられるのか| 有斐閣

    大きな事故や災害があった際に,特定の個人や集団・組織,システム,国・政府,社会・文化が次々と「やり玉」に挙げられ,強い非難を受ける。そのメカニズムはいかなるものか,マスメディア報道はどのように影響するのかを,実証研究から包括的に解明する。 序章 スケープゴーティングとは 第1部 スケープゴーティング=「やり玉」現象とは何だろうか 第1章 スケープゴーティングの心理─そのメカニズムを探る 第2章 誰がスケープゴートになるのか─原因・責任帰属のプロセス 第3章 スティグマ化と非難・責任追及 第4章 言葉によるレッテル貼り 第2部 非難報道に見るスケープゴーティング 第5章 事故報道でのスケープゴーティング 第6章 感染症報道でのスケープゴーティング 第7章 東日大震災報道でのスケープゴーティング─ブログの「不謹慎」記事の分析から 第8章 帰属過程としてのスケープゴーティング─2つの事例分析か

  • 日焼け止め使用率向上のカギは「恐怖心」、米研究

    【8月17日 Relaxnews】皮膚がんに対する恐怖心のほうが、実際に皮膚がんを発症する確率を示した統計よりも、日焼け止めを使う動機になりやすい――米ニューヨーク州立大学バッファロー校(University at Buffalo, The State University of New York)の研究で、このような可能性が示唆された。 研究を率いたマーク・キビニエミ( Marc Kiviniemi)助教(地域保健・保健行動学)は、米国立がん研究所(National Cancer Institute)が約1500人を対象に行った別の研究で収集されたデータをまとめた。 研究では、皮膚がんの既往歴がない人から選ばれた被験者に、日焼け止めの使用状況や皮膚がんに対する懸念、がん発症リスクなどに関する質問に回答してもらった。 必ず日焼け止めを使うと答えた被験者は14%にとどまり、32%が全く使わな

    日焼け止め使用率向上のカギは「恐怖心」、米研究
    Basilio_II
    Basilio_II 2014/08/17
    "「リスクに関する教育情報を提供するだけでなく、がんについてどのように感じるか、どれくらい心配かを考えるよう促すことが、予防行動を引き出す鍵になり得る」(キビニエミ氏)"
  • 自分には不幸が訪れないのだと信じるために、ぼくらは被害者叩きをする

    Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント

    自分には不幸が訪れないのだと信じるために、ぼくらは被害者叩きをする