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政治に関するBasilio_IIのブックマーク (30)

  • 憲法学の散歩道第39回 アラステア・マッキンタイアの理念と実践

    はせべ・やすお  早稲田大学法学学術院教授。1956年、広島生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学教授等を経て、2014年より現職。専門は憲法学。主な著作に『権力への懐疑』(日評論社、1991年)、『憲法学のフロンティア 岩波人文書セレクション』(岩波書店、2013年)、『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年)、『Interactive 憲法』(有斐閣、2006年)、『比較不能な価値の迷路 増補新装版』(東京大学出版会、2018年)、『憲法 第8版』(新世社、2022年)、『憲法学の虫眼鏡』(羽鳥書店、2019年)、『法とは何か 新装版』(河出書房新社、2024年)ほか、共著編著多数。 エミール・ペロー=ソウシン(Émile Perreau-Saussine)は、パリ社会科学高等研究院で博士号を取得した後、ケンブリッジ大学で政治思想史を講じた。彼の著書に『アラステア・マッキンタ

    憲法学の散歩道第39回 アラステア・マッキンタイアの理念と実践
  • 「正義は人それぞれ」という考え方、じつは「すごく危険」だって気づいていますか…?(玉手 慎太郎)

    「正義」という言葉はどうにも扱いが難しい。言葉を使う人によって「正義」がもつニュアンスが違ったり、そのことによってすれ違いが起きたりするからだ。 正義という言葉に関連して、いまの日でしばしば耳にするのは、たとえば「正義の暴走」や「正義は人それぞれ」といった表現である。こうした表現は、「正義」という概念を厳密に考えてきた研究者の目には、どのように映るのか。 このほど『今を生きる思想 ジョン・ロールズ』を上梓した学習院大学教授の玉手慎太郎さんが、政治哲学から見た「正義」について、いくつかの角度から語る。 日での「正義」のイメージ ——「正義の暴走」という言葉が使われているのをときどき見かけます。 たとえば、コロナ禍のさい飲店などの営業自粛を求めて攻撃をおこなう「自粛警察」があらわれましたが、これは「正義の暴走である」と言われました。 政治哲学や倫理学をご専門とする玉手さんからは、「正義の

    「正義は人それぞれ」という考え方、じつは「すごく危険」だって気づいていますか…?(玉手 慎太郎)
  • ミサイルが飛ぶと女性候補者は支持されない?

    Recently, various incidents have heightened voter anxiety in areas traditionally associated with male leadership. If these anxieties activate voters' gender stereotypes, they may negatively affect female candidates. In this paper, we examine the impact of information that incites anxiety, especially that which activates masculine stereotypes, on voters' evaluations of female candidates. In our con

  • 独裁主義の国際比較 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

  • 民主主義を装う権威主義 - sunaharayのブログ

    東京大学の東島雅昌先生から、『民主主義を装う権威主義-世界化する選挙独裁とその論理』をいただきました。ありがとうございます。こちらは、東島さんが英語で書かれたThe Dictator's Dilemma at the Ballot Box: Electoral Manipulation, Economic Maneuvering, and Political Order in Autocracies をもとにしているものですが、日語では権威主義の歴史に関する説明なども加筆されているということです。東島さんは、権威主義体制の研究で国際的に活躍されている比較政治学者ですが、書は権威主義体制の分析でありつつも、現在世界的に「民主主義の後退」が叫ばれる中で、民主主義国の人々にとっても極めて示唆に富むものになっていると思います。 書で扱っているのは、権威主義体制における「選挙のジレンマ」、つま

    民主主義を装う権威主義 - sunaharayのブログ
  • 第54回:中条きよしとポピュリズムの末路。民主主義という名のイバラの道について|悪いキツネをおさえつけることはできない|丸屋 九兵衛|webちくま

    オタク的カテゴリーから学術的分野までカバーする才人にして怪人・丸屋九兵衛が、日々流れる世界中のニュースから注目トピックを取り上げ、独自の切り口で解説。人種問題から宗教、音楽歴史学までジャンルの境界をなぎ倒し、多様化する世界を読むための補助線を引くのだ。 演歌や昭和歌謡に特別な思い入れはない。が、そういったレコードやCD(や時にはカセットテープ)を売り続ける店は応援したいと思う。 上野アメ横の「リズム」。 東十条商店街で異彩を放つ「ミュージックショップ ダン」。 赤羽スズラン通りにある「美声堂」。 都電・早稲田駅近く、大隈通り商店会の「サウンドショップ ニッポー」、等。 それらの店舗が支える粘り強くしぶといマーケットの中で、現在の中条きよしがナンボほどの地位にあるのか、寡聞にして知らないが。 なんにしても、そんなマーケットを基盤に票を集めて参議院議員となった中条きよしの話だ。 同議院・文教

    第54回:中条きよしとポピュリズムの末路。民主主義という名のイバラの道について|悪いキツネをおさえつけることはできない|丸屋 九兵衛|webちくま
  • 【憲法学の散歩道/長谷部恭男】 第32回 道徳理論の使命──ジョン・ロックの場合 - けいそうビブリオフィル

    「憲法学の散歩道」単行化第2弾! 書き下ろし2編を加えて『歴史と理性と憲法と――憲法学の散歩道2』、2023年5月1日発売です。みなさま、どうぞお手にとってください。[編集部] ※書の「あとがき」をこちらでお読みいただけます。⇒『歴史と理性と憲法と』あとがき ジョン・ロックは1632年8月29日、イングランド南西部のサマセットに生まれた。父親は治安判事の書記や弁護士として働いた法律家で、1642年に議会とチャールズ1世の間で戦闘が開始されると、議会側の軍に参加した。ロックは父親が仕えた治安判事の推挽でロンドンのウェストミンスター校に入学し、さらにオクスフォードのクライスト・チャーチ・コレッジに進学した。1684年に除名されるまで、彼はクライスト・チャーチに籍を置くことになる。 ロックが修めた学問分野の1つは医学である。彼は1666年に財務卿のアンソニー・アシュレイ・クーパー──1672

    【憲法学の散歩道/長谷部恭男】 第32回 道徳理論の使命──ジョン・ロックの場合 - けいそうビブリオフィル
  • 「トランプ氏間違っている」 ペンス前米副大統領が異例の批判:時事ドットコム

    トランプ氏間違っている」 ペンス前米副大統領が異例の批判 2022年02月05日15時41分 ペンス前米副大統領=2021年11月、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】ペンス前米副大統領は4日、南部フロリダ州の保守系団体のイベントで講演し、2020年の大統領選挙の結果を受け入れないトランプ前大統領を「間違っている」と批判した。ペンス氏が公の場でトランプ氏を非難するのは異例で、共和党内の路線対立が浮き彫りになった。 トランプ氏「もう友人じゃない」 選挙後、副大統領と決別―米内幕 トランプ氏は1月30日の声明で「ペンス氏は選挙結果を覆すことができたのに、権限を行使しなかった」と語っていた。これに対しペンス氏は「合衆国憲法の下では私に選挙結果を変える権限などない」と反論した。 国際 コメントをする

    「トランプ氏間違っている」 ペンス前米副大統領が異例の批判:時事ドットコム
  • 官邸主導と自民党政治

    小泉政権誕生20年。新史料をもとに、政治学、行政学、経済学の視点から、歴史の対象として小泉政権を分析。 「官邸が主導権を握る政権運営の手法が批判的に検討される現在のような状況だからこそ、小泉政権が推し進めた官邸主導を通時的に振り返る意義があるように思う」(あとがき) 奥 健太郎(おく・けんたろう) 東海大学政治経済学部教授。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学) 黒澤 良(くろさわ・りょう) 学習院大学非常勤講師。1995年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学、博士(政治学) 河野 康子(こうの・やすこ) 法政大学名誉教授。1986年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。法学博士 小宮 京(こみや・ひとし) 青山学院大学文学部教授。2008年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学) 出雲 明子(いずも・あきこ) 明治大学

    官邸主導と自民党政治
  • 米フロリダ大学、教授陣への政治的圧力を調査 コロナ関連データの消去要請か

    教授陣が新型コロナウイルス関連の研究データをめぐり外部から政治的な圧力をかけられたとの疑惑をめぐり、フロリダ大学が格的な調査に乗り出した/Charlotte Kesl/The New York Times/Redux (CNN) 米フロリダ大学の教授陣が新型コロナウイルス関連の研究データをめぐり、外部から政治的な圧力をかけられたとの疑惑などについて、大学側が格的な調査に乗り出した。 ノートン副学長が10日、教授陣と職員らへのメールで発表したところによると、新型コロナの研究データが消去されたと伝えられた件で、研究公正を定めたルールへの違反があった可能性を調べている。副学長は調査結果を公表すると示唆する一方、その時期は明記していない。 同大学の教授会が6日に出した報告書は、新型コロナの研究で協力した州当局との関係に問題が生じたと指摘。データ消去を求められ、データの入手や分析、研究結果の公表

    米フロリダ大学、教授陣への政治的圧力を調査 コロナ関連データの消去要請か
  • 【第139回】衆院選間近、与野党トップの「ビジョン」を読む|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま

    ただいま話題のあのニュースや流行の出来事を、毎月3冊の関連を選んで論じます。書評として読んでもよし、時評として読んでもよし。「を読まないと分からないことがある」ことがよく分かる、目から鱗がはらはら落ちます。PR誌「ちくま」2021年11月号より転載。 2021年10月4日、岸田文雄新内閣が発足した。 もとはといえば、政権発足から約一年たった菅義偉内閣の支持率が危険水域の30%を割るところまで下がったのが発端である。菅では衆院選が戦えないとの危機感が党内に広がり、9月3日、菅は自民党総裁選には出馬しないと表明。四人の立候補者(岸田文雄、河野太郎、高市早苗、野田聖子)による総裁選(9月29日)が行われ、決選投票の結果、岸田が勝利したのだった。 ただ、せっかく表紙を変えたのに、岸田新内閣の船出はパッとしない。各社世論調査の内閣支持率は、朝日新聞45%、毎日新聞四49%、読売新聞56%。菅内閣

    【第139回】衆院選間近、与野党トップの「ビジョン」を読む|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま
  • 日記 - 科学と生活のイーハトーヴ

    特にテーマのない日記にいちいちタイトルを考えるのが面倒になったので、 id:toya さんに倣って、もうそういう日は「日記」で行くことにしましたよ。 朝起きてTwitterを見たら、タイムラインに五条悟の女が爆増していた。 昨夜のアニメ『‪呪術廻戦‬』は、五条先生が美女領域を展開してしまう回だったか、と気づいて録画を見たら、予想を上回る美女に中村悠一さんの声がついて動いていて最強だった。原作はもっと美少女寄りだったと思うけど、こちらはこちらで大変よいです。 最初から一貫してアクションの描写がかっこいいアニメだけど、五条と漏瑚の肉弾戦の爽快さといったらない。 また、漏瑚が三方向にマグマを噴き出してブチ切れるシーンの音楽が、予想もしなかったテイストでとてもよかった。コミカルさを絶妙に押し殺しつつ不気味な強さを表現しているような。このアニメは劇伴もとにかくいいのだ。サントラが出たらぜひ買いたい。

    日記 - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 「暴君」はなぜ生まれるのか、シェイクスピアが教えてくれること(北村 紗衣,髙山 裕二) @gendai_biz

    『暴君――シェイクスピアの政治学』(スティーブン・グリーンブラット著、河合祥一郎訳、岩波新書)が刊行された。シェイクスピア研究の大家である著者が、シェイクスピア作品を通して、なぜ暴君は生まれるのか、暴君とはどのような存在なのか、私たちはどうして暴君を求めてしまうのかといった問題に向き合った話題作だ。 現代的な問題意識に満ちた同書を、どのように読むことができるのか。明治大学准教授で政治思想史が専門の髙山裕二氏と、武蔵大学准教授でシェイクスピア研究が専門の北村紗衣氏が論じる(髙山氏の論考は1〜4ページ、北村氏の論考は4〜6ページです)。 「暴君」とは何者か? シェイクスピア研究の大家が解き明かす 髙山裕二 暴君の魅力と専制への階段 史上最強のハンターといえばティラノサウルスである。全長13メートルにも及ぶ最大級の肉恐竜の名前の由来は、ギリシア語のティラノス(tyrannos)とサウロス(sa

    「暴君」はなぜ生まれるのか、シェイクスピアが教えてくれること(北村 紗衣,髙山 裕二) @gendai_biz
  • 自衛隊海外派遣の起源 加藤 博章著

    自衛隊海外派遣は1991年に初めて実現し、いまや当たり前の政策となっているが、それは突然出てきたものではない。終戦直後からさまざまな形で検討され、その議論の積み重ねが現在の政策の下地となっているのである。日政府が何を達成し、どのような限界に直面してきたのか、資料を駆使して実証的に写しだす。 序章 自衛隊海外派遣はどのように始まったのか 1.問題意識 2.先行研究の整理 3.史料の扱い 4.研究の視角 5.書の構成 第1章 アジア・太平洋戦争の終結と海外派兵禁止の固定化─1945‐1960年─ はじめに 1.自衛隊の創設と海外派兵禁止決議 2.鳩山政権の安保改定交渉と海外派兵 3.岸政権のレバノン監視団要員派遣問題と安保改定 おわりに 第2章 冷戦変容期における役割の模索─1970年代,総合安全保障と日米安保の深化─ はじめに 1.池田政権期の政治情勢と青年海外協力隊の創設 2.日

    自衛隊海外派遣の起源 加藤 博章著
  • スター・ウォーズ人気俳優、フェイスブック削除 政治広告を非難 - BBCニュース

    映画「スター・ウォーズ」のルーク・スカイウォーカー役で知られる米俳優マーク・ハミル氏が、フェイスブックのアカウントを削除した。政治広告に関する方針を強く非難している。

    スター・ウォーズ人気俳優、フェイスブック削除 政治広告を非難 - BBCニュース
  • 自己責任の時代 | その先に構想する、支えあう福祉国家 | みすず書房

    貧困、病気、さらには紛争地に赴いた記者の行為に至るまで、あらゆることに言われるようになった自己責任。人々の直感に訴え正論のようにも響くため、根拠が曖昧なまま濫用されてきた。 書はこのような自己責任論について、社会の構築と運営という広範で現実的な目的に即して、それが何を誤り、損なっているのかを精緻な分析によって示した、おそらく初めてのである。 自己責任の流行は欧米でも同じだ。それは哲学や社会学における静かな変容とともに始まり、1980年代初頭の保守革命の主要素となった。自己責任論が広く有権者の支持を得ると、意外にも左派政党がこれに追随する。書はまず、政治における自己責任論の興隆を跡づけ、それが社会保障制度に弱者のあら探しを強いてきた過程を検討する。次に「責任」「選択」「運」をめぐる哲学者の議論をふまえて、被害者に鞭打つ行為をやめさせたい善意の責任否定論が、皮肉にも自己責任論と同じ論理を

    自己責任の時代 | その先に構想する、支えあう福祉国家 | みすず書房
  • RN's備忘録:田辺 編 2019 - livedoor Blog(ブログ)

    田辺俊介編(2019)『日人は右傾化したのか』勁草書房 非常に(非常に!)面白いです!僕はこういうをずっと読みたかったんです!!世論調査をしっかり行い,今日の日で右傾化と形容されるような種々の現象や態度が,どのような属性や態度によって規定されているのか,根拠をもって論じようという研究です。今後,日のナショナリズムであるとか排外主義であるとか右傾化の問題にかんする議論は,このに触れずに語る事は出来ないと思います。寄稿者もこの分野でずっとやってきて国内外で活躍している方たちがずらり(編者の田辺先生とは昔学会で一度同じパネルになった事があるだけだけど御は全て買っている。濱田先生・永吉先生は会ったこともないのに勝手に私淑している)。「ぼく/わたしのかんがえた これがにほんのなしょなりずむ」みたいなを100冊読むくらいだったら,この1冊を10回よみましょう。 。 以下,その概念整理

  • 保守主義者は反学問的なのか:

    において保守的な人ほど学問に対して否定的な態度をとりやすいのかどうかを検討した.保守的な態度の指標として安倍内閣支持,保革自己イメージ,権威主義,排外意識の4つを用い,学問に対する態度の指標として学問効用認知と環境学,医学,経済学歴史学,憲法学に対する相対的な信頼度を用いた.分析の結果,ある程度は保守的であるほど学問に対して否定的になりやすい傾向が見られたが,一貫したものではなかった.権威主義の直接効果は存在せず,保革自己イメージは,中間が最も学問に否定的で,保守と革新の両方で肯定的になることもあった.排外意識が有意な効果を持ったのは,歴史学と憲法学に対する相対的な信頼度だけであった.安倍内閣支持は医学に対する相対的な信頼度以外では有意な効果を持ったが,学問効用認知をむしろ高めていた.以上から,政治的な態度と学問に対する支持のあいだに関係があることは明らかであるが,それは分野によって

  • The

  • 安倍首相「沖縄の基地を減らすことに尽力すべき」と発言した過去(中島 岳志) @gendai_biz

    いま権力の中心にある「自民党」とはどのような政党なのか? 安倍首相とはどんな人物なのか? これからの日の選択を考える際の重要な指標となる、政治学者・中島岳志氏の最新作『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)。安倍首相を分析した章を特別公開!(初出:『論座』「中島岳志の『自民党を読む』」朝日新聞社) 靖国参拝は国家観の根 安倍さんの具体的政策についてですが、首相就任以前の提言は、歴史認識や外交・安全保障の分野に集中しています。 まず力説するのが、靖国神社への首相参拝の正当性です。この問題はすでに中曽根内閣の時に決着済みで、公式参拝というかたちをとらなければ合憲という見解を強調します。

    安倍首相「沖縄の基地を減らすことに尽力すべき」と発言した過去(中島 岳志) @gendai_biz