カザフスタンのバイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)から打ち上げられるロシアのゼニト(Zenit)3SLBロケット(2011年10月6日撮影、資料写真)。(c)AFP 【5月28日 AFP】ロシアは、グリニッジ標準時(GMT)26日午後10時9分(日本時間27日午前7時9分)、太平洋に浮かぶ海上発射台からの欧州の通信衛星打ち上げに成功した。2013年に行われた前回の打ち上げは、衛星が海に墜落して失敗に終わっていた。 ロシアが95%の議決権を保有する国際共同事業体「シーローンチ(Sea Launch)」によると、海上発射台オデッセイ(Odyssey)から打ち上げられたゼニト(Zenit)3SLロケットは、打ち上げから約1時間後に軌道に到達したという。 同国の宇宙計画を監督するドミトリー・ロゴジン(Dmitry Rogozin)副首相は「打ち上げは計画通りに進行した。(