クウェートの首都クウェート市(Kuwait City)で撮影した太陽の巨大な黒点「AR2192」(2014年10月25日撮影)。(c)AFP//YASSER Al-ZAYYAT
57人が死亡、6人が行方不明となった御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、少なくとも3回の大きな爆発があり、噴石と火山灰、熱風が一斉に山頂付近を襲ったことが生存者の証言で分かった。27日で噴火から1カ月。火山活動は低下傾向だが依然として噴煙が上がり、入山規制が続いている。 ドドーンと低く重たい音に振り返ると、真っ白な入道雲のような煙が山の西側から立ち上っていた。 9月27日午前11時52分。山岳ガイド小川さゆりさん(43)=長野県飯島町=は御嶽山の山頂付近にいた。 とっさに1メートル四方の岩陰に四つんばいになると、白い煙に包まれた。「温泉の湯気に顔を突っ込んだよう」。長袖の右襟で口元を隠したが、きつい硫黄臭でせき込んだ。 噴石は200メートルくらい舞い上がる。ヒューヒューと降り注ぎ、岩に砕けた。 約7分後。冷たい空気がほおをなでた。真っ青な空が見えた。登山道を3
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