米航空宇宙局(NASA)の土星探査機カッシーニ(Cassini)が捉えた、土星の北極にある巨大な渦の目(2014年8月5日提供)。(c)AFP/JPL-Caltech/Space Science Institute/HANDOUT 【8月6日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は5日、土星探査機カッシーニ(Cassini)が捉えた土星の北極にある巨大な渦の写真を公開した。 写真には、秒速150メートルのスピードで回転する雲の中心に形成された直径2000キロほどの「目」が捉えられている。 この写真は4月2日、カッシーニに搭載された狭角カメラに、波長748ナノメートルを中心とした近赤外光を透過する分光フィルターの組み合わせを装着して、土星の地表から220万キロ離れた位置で撮影された。 撮影当時の太陽と探査機、土星の角度は43度。写真のスケールは1ピクセル当たり約13キロメートル。(c)AFP
冥王星に接近する探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」の想像図(2014年12月1日提供)。(c)AFP/NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute 【12月8日 AFP】地球から遠く離れた冥王星の接近観測に史上初めて挑戦する米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」が6日、休眠状態から目覚め、地球との通信を再開した。9年間に及ぶ旅を経て、来年1月から探査を開始する。 「ニュー・ホライズンズは正常に機能しており、地球から約48億キロ離れた深宇宙を静かに飛行している。だが、休眠はもう終わりだ」。米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)応用物理学研究所(Applie
うだるような暑さはすっかり身を潜め、涼しい気候が続いている今日この頃、少しずつ秋が深まっています。金木犀の香りやサンマの価格など、気温の変化以外に秋を感じることも多いですね。いわし雲やうろこ雲と呼ばれる巻積雲が空に浮かんでいると、秋だなぁと思う方も多いのではないでしょうか。そんな変幻自在の雲はわれわれを魅了しますが、それは地球だけの話ではないようです。 ■氷の雲が存在するかもしれない褐色矮星「WISE 0855-0714」 科学誌『アストロフィジカルジャーナル・レターズ』に掲載された研究によると、地球から7.3光年にある「褐色矮星」に、氷の雲が存在する可能性が高いそうです。これが確かであれば、太陽系外で初めて“水”の雲が見つかった事例となります。 雲が発見されたのは、うみへび座に位置する「WISE 0855-0714」という褐色矮星です。褐色矮星というのは、太陽のような恒星になるはずが、質
ワクワクがとまらないです。 9月19日のNASAの「今日の1枚」には、木星の第2衛星エウロパ、同じく第3衛星ガニメデ、さらに土星第2衛星エンケラドゥス、土星第6衛星タイタンという4つの衛星が写されています。実はこの4つの共通点は、生物が住んでいる可能性がある、でないにしても少ないくとも水がある、ということ。実際はどうなのでしょうか、夢は広がるばかりです。 NASAの宇宙探査機ガリレオのおかげで、エウロパの地表下に液体の水が広がっていること、そしてガニメデの内部にも海がある可能性があることがわかりました。 またエンケラドゥスにおいては、探査機カッシーニの小型探査機が、大規模な地下海の証拠となる水氷の泉の噴出を発見しました。一方タイタンでは衛星を包む濃い大気の下に冷たい液体の炭化水素の湖があることも新たにわかったことのひとつです。また新たなリサーチによると、太陽系の外のハビタブルゾーン(生命居
【1月24日 AFPBB News】太陽系最大の惑星、木星の姿を、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)などが撮影した画像で紹介。木星の表面にみられるしま模様は、アンモニアなどのガスによって形成されている。(c)AFPBB News
特設の舞台で、カウントダウンと共に白いヴェールが落ちる。それは新車の発表会のように派手だった。 5月29日、米スペースX社は、カリフォルニア州ホーソンの本社で、新型有人宇宙船「ドラゴン・バージョン2(V2)」を公開した。同社は現在、米航空宇宙局(NASA)との契約で、国際宇宙ステーション(ISS)へドラゴン無人貨物輸送船を打ち上げている。ドラゴンV2は、ドラゴンを有人型に発展させたもので、7人の宇宙飛行士を乗せてISSと往復する能力を持つ。NASAの有人宇宙船開発補助金プログラム「C3PO」の資金を使い、米シエラネバダ・コーポレーション(SNC)の「ドリームチェイサー」(民間有人宇宙船、ドリームチェイサーが一番乗りか参照)、米ボーイング社の「CST-100」と共に開発中の有人宇宙船である。 同社のイーロン・マスクCEOは、ドラゴンV2の技術的概要を説明した上で、「ドラゴンV2は、宇宙へのア
米航空宇宙局(NASA)の研究チームは、恒星から適度に離れた公転軌道をもち、生命の誕生に適した温度や水のありそうな「ハビタブルゾーン(habitable zone、生命居住可能領域)」で、地球に似た3個の惑星を発見したと発表した。 太陽系外惑星探査機「ケプラー」の宇宙望遠鏡で観測したもので、発見したのは地球から「こと座」方向に1200光年離れた「ケプラー62」恒星系にある「62e」と「62f」の惑星、さらに「はくちょう座」方向に2700光年離れた「ケプラー69」恒星系にある「69c」惑星。 このうち「62f」は地球の1.4倍の大きさで、公転周期は267日。岩石でできており、これまでに知られたハビタブルゾーンにある太陽系外惑星のうちでも最も地球サイズに近い。「62e」はその内側の軌道を122日で公転し、地球の約1.6倍の大きさで、岩石から構成される。「69c」は地球の1.7倍の大きさで、何か
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