米国ETF運用総額概況【2020年版】 米国ETFの運用総額ランキングです。 最初に概況をお話します。トップは例年通りスパイダーのS&P500ETFであるSPYです。およそ30兆円もの運用総額になります。以下、ブラックロック、バンガードともにS&P500のETFが運用総額トップとなっています。 インベスコのNasdaq100ETFであるQQQはこの3年で運用総額を2倍以上に伸ばしています。また、AGGやBNDといった債券系も2倍近くまで運用総額を伸ばしています。ランキングも一気に3つ上げました。 総論としては、S&P500やVTI、ハイテク、大型グロース、債券、金の関連ETFは非常に好調でした。 苦難の新興国ETFは再び脚光を浴びる日がくるか 一方で、この3年であまり運用総額を伸ばせなかったのは、VWOなどの新興国系です。取引値も上昇していないので、運用総額の成長も資金流入も抑えられた形で