厚生労働省が国民生活基礎調査を発表しました。 この国民生活基礎調査は、保健・医療・福祉・年金・所得等国民生活の基礎的な事項について世帯面から総合的に明らかにする統計調査です。国勢調査などと同様に、統計法に基づく、基幹統計として指定されている日本の最も重要な調査の一つであり、厚生労働省が昭和61年から毎年実施しています(2019年度分はコロナで実施されていません)。 この国民生活基礎調査では、世帯数やその内容(配偶者や子供の有無等)、世帯の収入等について調査がなされています。この調査を見ると、日本における世帯の高齢化や生活の状況が想定出来ます。 今回はこの国民生活基礎調査から、日本の現状を把握していきたいと思います。 世帯構成等 所得関連 まとめ 世帯構成等 まず、日本における世帯数と平均世帯人員の年次推移を見ていきましょう。 (出所 厚生労働省「国民生活基礎調査」) 少子高齢化と言われたり