【2011年3月12日に追記1。東日本を襲った巨大地震(東日本大震災。東北地方太平洋沖地震)で】 じつはこの文章(この頁の下にある「共同通信配信、2003年10月」に載せた文章)の発表後、2004年の紀伊半島南東沖地震(地震断層の動きは横ずれだったので、津波はなかった)では、警報を聞いた7割の住民が避難しなかった。「オオカミ少年」になってしまって、人々が津波警報を聞いても直ちに行動を起こすことが、その後も少なくなってきていた。今回、このことが津波被害をひろげてしまったのではないことを祈っている。 この頁の下にある「共同通信配信、2003年10月」に書いたように、直近の津波警報では、警報を知った7割~8割の人が避難をしていなかった。 地震を感じてから最初の津波が襲ってくるまで、今回のように太平洋沖合の地震だと、少なくとも15分~30分以上はある。 地震の直接の揺れによる被害は防げなくても、そ