SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.
ぷらっと沿線紀行(33) 荷物室の重い木の引き戸を開けると、そこは「宴会場」だった。12月の日曜日。靴を脱いでくつろぐ島根大学の教職員と家族22人を乗せた一畑(いちばた)電車の1929年製「デハニ53」は、車体を左右に揺らして松江しんじ湖温泉駅を出て出雲に向かった。木造校舎を思わせる「お座敷列車」の車内で、親子連れらは靴を脱いで日帰りの小旅行を楽しんでいた夕暮れの宍道湖岸を走る一畑電車。フラッシュの光に黄色い車体が浮かび上がった=いずれも松江市で重厚な純和風の旧国鉄大社駅の駅舎=島根県出雲市で ほどなく左側の車窓に宍道湖が広がり、子供たちが一斉に窓に張り付く。大人たちは弁当にビールで乾杯だ。電鉄出雲市駅までの往復貸し切り料金は約4万8千円。「バスを借りる値段で電車が借りられる。向かい合って座るので親交が深まる」と、生物資源科学部助教の粟野貴子さん(37)。環境保全を専門にする総合理
長野新幹線の開業に伴い廃線となったJR信越線碓氷峠区間(横川−軽井沢駅間、11.2キロ)の一部で観光トロッコ列車を運転している碓氷峠交流記念財団(白石敏行理事長)と、安中市は21日、列車の延伸問題を協議するため、連絡調整会議を開いた。 財団側は、峠の湯駅から軽井沢駅(長野県軽井沢町)までの区間(8.6キロ)を2段階で延伸させることなどを盛り込んだ「トロッコ列車延伸計画書」の実現を要請。これに対し、市は理解を示したものの、「持ち帰って検討する」と応じた。 また、市側は、第1段階となる峠の湯−旧熊ノ平駅間(3.6キロ)の事業費として、駅整備費やディーゼル機関車の新造費など約2億5000万円を見込んでいることについて、積算根拠があいまいなどと指摘したとみられる。 計画では、第1段階の開業目標時期を平成23年4月と明記。財団関係者によると、軽井沢駅までの全線延伸時期は、第1段階の実施状況を踏まえ、
九州の福岡を中心に鉄道・バス路線を展開し、地域密着で多角的なビジネスを営む西日本鉄道グループ(にしてつグループ)。同社は九州最大の民間鉄道会社であり、全国の民鉄各社で見ても主要10社に入る大手公共交通事業者だ。また福岡の経済的中心地である天神地区に駅と商業施設を持ち、沿線には大規模な住宅事業を展開している。他にも、航空貨物など運輸分野でのプレゼンスも高い。このように西日本鉄道グループは、九州を代表する大企業と言える。 この西日本鉄道が、2008年春から導入するIC乗車券および電子マネーのシステムが「nimoca(ニモカ)」である(参照記事)。鉄道の天神大牟田線全駅と一部の路線バスでIC乗車券を、さらに天神を中心とした福岡都心部と沿線商業地域に電子マネーを取り扱う加盟店を展開する予定であり、“九州のIC乗車券/電子マネー”として今もっとも注目されている。 今日の時事日想は特別編として、西日本
地下鉄直通ロマンスカーのダイヤ発表 小田急 2007年12月21日 小田急電鉄は、来年3月から運行を始める東京メトロ千代田線直通の特急ロマンスカーの正式なダイヤを発表した。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら 直通ロマンスカーに使われる新型車両MSE 〈写真特集〉はこちら 地下鉄線内での事故に備えて、貫通扉が前面にある 地下鉄での走行を意識してデザインされた車内 運転開始は来年3月15日から。代わりに、平日の新宿発唐木田行き1本と、土曜・休日の小田原発新宿行き1本が廃止される。有楽町線にも直通する新木場行き「ベイリゾート」の運転日も発表した。 主な停車駅の時刻や、運転日は以下の通り。 ◇ 【平日】 上り「メトロさがみ」本厚木6:28→町田6:41→大手町7:31→北千住7:47 下り「メトロホームウェイ」北千住17:35→大手町17:50→霞ケ関17:56→成城学園前18:19→小
PAGE NOT FOUNDSorry, but that page cannot be found.The page might have moved to a different location or there might have been an error in the URL you were trying to access. If you believe that the link is broken, please contact us and we will look into the issue. Also, you can try using the search box above or go to our homepage.
開館以来、鉄道博物館(愛称・てっぱく)の大盛況が続いているのは、鉄道マニアが多くつめかけ、にぎわっているからだけではない。優れた演出、きめ細やかな配慮がなされ、見る人、触れる人に、優しい博物館だからだ。■動画はこちら(産経PODCASTS)(MSNビデオ) 例えば、2階のヒストリーゾーンにある鉄道歴史年表の展示の右端部分に、ちょうど子供の目線の高さに切ってある小窓がある。小窓の下にはベンチシートもあって、このスペースは、休憩もできる場所になっている。当然のことながら、訪れた父と子の会話も弾む。 鉄道歴史年表は、日本の鉄道の歴史を全長75メートルに及ぶ年表と各時期の資料で紹介する大がかりな展示だ。 小窓をのぞくと、その年表の展示の中を、模型の列車が走る。それを目で追う子供は、うれしそうだ。ベンチに座って休みながら小窓から、模型の列車を楽しむ。込み合う人気の展示ばかりでなく、幼い子の気持ちを優
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く