JR東日本横浜支社はキリンビール横浜支社と連携し、JR鶴見線に乗車して夕焼けや工場夜景を眺めながらビールを飲める企画商品を開発した。5日から販売を始める。実施日は2018年1月13日と2月3日の2日間。キリン横浜工場で生産した「一番搾り 横浜づくり」の缶ビールを1杯目に提供する。2杯目以降は車内に設ける
自転車を折り畳まずに、そのまま積み込めるサイクルトレイン「B.B.BASE」(4日午前、東京都墨田区のJR両国駅で)=杉本昌大撮影 JR東日本は4日、自転車を折り畳んだり、解体したりせずに乗車できるサイクルトレイン「B.B.BASE」をJR両国駅(東京都墨田区)で報道陣に初公開した。 車両全体に自転車を積み込める専用電車は珍しく、JR東による運行は初めて。 B.B.BASEは「BOSO BICYCLE BASE」(房総バイシクルベース)の略で、千葉県内の各地を自転車で駆け巡るための基地という意味を込めた。外観は、自転車のデザインと列車名のロゴを大きくあしらっている。車両は6両編成で計99席。4号車を除く各車両は、座席裏側に自転車を固定して立て掛けられるラックを設置している。4号車はフリースペースとした。 当面は来年1月6日~3月の土、日曜に運行し、両国駅を出発駅として1日1往復する。
旧片上鉄道の吉ヶ原(きちがはら)駅(岡山県美咲町吉ヶ原)で「駅長猫」として長年親しまれた「コトラ」(雄、15歳)が先月死に、3日、同駅で功績をたたえるイベントが開かれた。 県内外から約120人のファンが集まり、動物駅長の先駆けとして活躍したコトラに感謝し、別れを惜しんだ。 コトラは2002年5月に同駅近くで生まれた。保健所に連れて行かれそうになったところを、片上鉄道保存会のメンバーだった森岡誠治さん(47)、直子さん(47)夫妻=広島市西区=が引き取った。 駅長就任は翌月。森岡さんが保存会の活動中、ベンチでゆったり過ごしているコトラを見た住民が「駅長」と呼んだのがきっかけという。和歌山電鉄貴志駅の猫駅長「たま」より、4年以上早い就任だった。 片上鉄道は1923年に片上(備前市)―和気(和気町)駅間で営業を開始し、91年に廃線となった。コトラは保存会のアイドルとなり、吉ヶ原駅で月1回程度行わ
JRの駅そばキャンペーンソング「そばを食べれば」が、「iTunes(アイチューンズ)」などの音楽ダウンロードサイトで配信されている。11月1日に上信越地域のJR6駅(県内は長野と飯山)で各店55枚(計330枚)限定でCDが販売され、わずか1日で完売したという人気の曲だ。 「そばを食べれば」は、JRが駅そばファンを増やそうと、ロックバンド「くるり」のボーカル、岸田繁さんに作詞作曲を依頼してつくられた。駅そばへの愛情を表現した歌詞が話題となった。 「iTunes」のサイトでの配信価格は250円。アプリを起動し、検索画面で「岸田繁 そばを食べれば」と入力してダウンロードする。CDの再販は行わないという。
官民で組織する「峡東地域ワインリゾート推進協議会」は来年2月24〜25日、「峡東ワインリゾートモニターツアー」(1泊2日)を実施する。中央線新宿-石和温泉駅を結び、車内でワインの試飲などができる「ワイン列車」を運行する。首都圏主要駅のびゅうプラザなどで発売した。 JR東日本八王子支社との連携企画で実施は、今年の2月に続く2回目。募集人員は98人。新宿駅発着で、価格は3万2500円(1室2人)から。 往路はお座敷列車。車内では専門家がワインの歴史や特徴を語るセミナーも。降車後は日本を代表するワインソムリエの田崎真也氏と楽しむワインテイスティングを企画している。 宿泊は木創りの宿「きこり」「ホテル平安」など5施設。2日目は峡東地域のワイナリーツアー4コースのほか、終日ワインタクシーで巡るフリーコースを設定した。
九州新幹線長崎ルートの開業に向け、沿線の活性化を議論するシンポジウムが3日、佐賀県嬉野市の市公会堂で開かれた。出席した5市の市長や経済団体トップは、鹿児島ルートと同じ全線フル規格化を求め、国へ強く働きかけることで一致した。長崎ルートについて、国土交通省は来年3月までに、フル規格も含めた整備方式ごとの投資効果などを調査、与党に報告する。(九州総局 高瀬真由子) ◇ シンポでは、佐賀県の嬉野、武雄両市、長崎県の長崎、諫早、大村各市の首長と、地域の商工会議所会頭ら12人が登壇した。5市はこれまでも協議の場を設けてきたが、今回初めて、フル規格化をテーマとした。 大村市の園田裕史市長は「これは長崎や佐賀の問題ではなく、国を縦につなぐ国策だ。全体がつながることで国が発展する。フル規格での整備を、国でぜひ決定してほしい」と訴えた。 武雄市の小松政市長は「東京、名古屋間にリニアが開通し、大阪までつながれば
JR東日本大宮支社は、日光線で観光客向けに快適性を向上させた普通電車1編成(4両)を導入すると発表した。JRグループが来年4〜6月、県内で展開する大型誘客事業、デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、同4月から宇都宮-日光間で運行する。 同支社によると、日光線4編成のうち1編成で車両を改造。日光の名所、いろは坂をイメージし、愛称は「いろは」。車内に大型荷物置き場やフリースペースを確保。荷物の多い訪日外国人客らの利便性、快適性に配慮した。座席は現行のロングシートから向かい合って座るクロスシートも取り入れ、車いすのスペースも増設する。 車両外装にレトロ調デザインを施し、ロゴマークはいろは坂の「い」の字をモチーフにカーブを表現。側面にニッコウキスゲや華厳の滝、日光東照宮の彫刻などをモチーフにしたイラストもあしらう。内装は落ち着いた雰囲気の木目調。ドア上に案内表示器を設置し外国語表記に対応
JR九州は8月30日に全焼し、臨時改札口で営業しているJR遠賀川駅(遠賀町)について、新駅舎を9日から供用する。新駅舎は軽量鉄骨造(プレハブ)の平屋で、利用者の間からは「どう見ても仮設。正式な駅を造って」との声も上がる。町は現在、駅周辺に交流拠点を設ける計画を策定中。プレハブでない駅舎建築に関し「JRと協議を進める」としている。 JR九州によると、新駅舎は燃えた旧駅舎と同じ位置に建設され、広さは66平方メートル。椅子を置いた待合スペースと自動改札を備える。これまで通り駅員が常駐し、定期券購入も可能。臨時改札口は8日の営業終了後に撤去の予定で、「利用者にご迷惑をかけた。以前のように活用してほしい」と同社。 ただ、利用者の賛否は分かれる。芦屋町の高校3年の女子(18)は「寒さが厳しくなってきたので、風が避けられる駅舎は助かる」と歓迎。一方、通勤のため最寄り駅の遠賀川駅を使うという鞍手町の会社員
2019年にグーグルの日本法人は、東急電鉄などが建設中の超高層ビル「渋谷ストリーム」に本社を移転する。グーグルのルース・ポラット最高財務責任者(左)、ピーター・フィッツジェラルド日本法人代表(右)が11月17日に会見で発表した。会見には東急の野本弘文社長(中央)も駆け付けた(編集部撮影) 11月17日、米IT大手グーグルの日本法人が、2019年に本社を東京都港区の六本木ヒルズから、渋谷駅の南側に東京急行電鉄などが建設中の35階建て超高層ビル「渋谷ストリーム」に移転すると発表した。14~35階のオフィスフロア22階分を借り切り、現在の従業員(1300人)の2倍を収容できるという。 グーグルが2001年に最初に日本法人を構えた際、本社として選んだのが東急が渋谷の本社跡地を再開発して開業したばかりの「セルリアンタワー」だった。その後、グーグルは規模拡大に合わせ本社が手狭になり、2010年に六本木
飛騨市神岡町東雲の奥飛騨温泉口駅に展示されていた旧神岡鉄道の車両「おくひだ1号」が三日、雪が降り積もるのを前に、神岡町船津の神岡鉱山前駅にある車庫へと戻った。
筋ジストロフィー患者の詩人、岩崎航(わたる)さん(41)=仙台市=が寝台型車イスを使って新幹線での北海道行きを計画したところ、JR東日本仙台支社が車イスのサイズが規程に合わないことを理由に、一度は認めた乗車を拒んでいたことがわかった。同支社は最終的に「医療目的」として乗車を認めたが、「一時的に冷たい対応となり申し訳なかった」としている。 人工呼吸器をつける岩崎さんは常時介助が必要で、外出には普通の車イスより大きい寝台型の車イス(幅70センチ×長さ129センチ)を使う。4日~13日、治療やリハビリのため北海道の病院に入院することになった。重度になってから新幹線を使うのは初めてだ。 本人や父武宏さん(75)によると、11月18日に武宏さんが駅事務室を訪ね、車イスの大きさや入院することを説明して乗車を相談。その日のうちに「予約が取れた」と連絡があった。 武宏さんは駅に引き返して、駅担当者と乗車予
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