JR西日本の長谷川一明社長は27日の記者会見で、JR東日本などが検討している新幹線などの指定席特急料金の変動制について「基本的には同じ方向で進めていきたい」との考えを示した。現在は年末年始など繁忙期に200円高くするといった価格差をつけており、山陽新幹線などで拡大する方針だ。料金や時期は今後検討する。乗客数を平準化し車両整備などのコスト削減につなげる。指定席特急料金はJR東が2022年春に見直
JR四国は27日、8月の鉄道事業の運輸取扱収入が11億9200万円と、前年同月比2%減になったと発表した。新型コロナウイルスの影響を受ける前の2019年8月と比べると64%減となっている。8月の運輸収入を地域別にみると、四国内は前年同月比14%減の3
JR西日本は10月、老朽化したレールや枕木の交換工事などに伴い、播但線の福崎-寺前間の昼間時間帯の列車を計6日間運休する。通勤、通学に影響が出ないよう、朝夕の時間帯は運行し、運休する時間帯はバスで代行輸送する。 運休するのは10月4~6日、同25~27日の昼間の時間帯。上りは寺前駅午前9時31分発から同午後2時15分発まで、下りは福崎駅午前10時20分発から同午後2時17分発までの普通電車と、この時間帯に播但線を通過するなど影響を受ける特急「はまかぜ」1号(大阪-浜坂)、同3号(大阪-香住)、同4号(浜坂-大阪)の計14本を運休する。 上り、下りとも普通電車が運休するのは福崎-寺前間のみで、姫路-福崎間は運行する。特急は全区間を運休する。 運休に伴い、福崎-寺前間の各駅に立ち寄る代行バスを上り、下りとも5便ずつ運行する。 (吉本晃司)
二〇二四年春開業に向け建築工事が進む北陸新幹線小松駅の見学会が二十五日にあった。小松、能美両市の親子三十人が参加し、ホームから見える白山の眺めや、工事中のコンコースを間近に見て楽しんだ。 新幹線開業を身近に感じてもらおうと、小松、能美両市、小松商工会議所、能美市商工会でつくる小松・能美鉄道利用連携会議が主催。参加者は工事の説明を聞いた後、待合室などが入る一階や、二階の全長三百十メートルのホームを歩いた。 工事を担当する鉄道建設・運輸施設整備支援機構北陸新幹線建設局によると、外観工事は終盤。足場を解体し、十一月初旬には外壁の駅名が見える予定。コンコース、ホームを仕上げ、二二年八月上旬には建築工事が終わるという。その後は改札機や電気設備などの工事に入る。
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陸揚げされた福岡市地下鉄七隈線の新車両=福岡市博多区で2021年9月27日午前11時5分、矢頭智剛撮影 福岡市地下鉄七隈(ななくま)線に導入される新車両「3000A系」の1編成(4車両)が日立製作所笠戸事業所(山口県下松(くだまつ)市)で完成し、福岡市の博多港に27日、陸揚げされた。七隈線は天神南―博多駅の延伸区間が2022年度開業予定。延伸に伴う乗客増を見越し、陸揚げされた1編成を含む2編成が年明…
近畿日本鉄道は、外装をリニューアルした西信貴ケーブル(鋼索線)を報道公開した。昭和期のレトロな塗装を全2編成に施し、トラを描いたヘッドマークを新たに装着した。ケーブルカーが走る信貴山は関西有数の霊場で、トラに縁がある。同社は「2022年は寅(とら)年。新型コロナウイルスに打ち勝ち、多くの参拝客に親しんでほしい」とアピールしている。 リニューアルは09年以来で、寅年にちなんで実施した。従来の黄色を基本とした塗装を改め、昭和版(1957~87年)を復刻。当時の写真を参考とし、愛称「ずいうん」号は赤色、「しょううん」号は青色に塗装した。トラは「張子の虎」のイラストで、ヘッドマークのほかに車体側面にもラッピングした。
2016年4月の熊本地震で被災した熊本県の第三セクター「南阿蘇鉄道」。その「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」の駅舎に週2日だけ開く古本屋がある。店名は「ひなた文庫」。駅舎の中の本屋と聞いて興味を持ち、晴れた土曜日の午後、足を運んでみた。 十二角形の水色屋根が目を引くこぢんまりとした駅舎に入ると、本棚でぐるりと囲まれていた。駅舎を通り抜けてホームに出ると緑色の山々に青空の景色が広がり、吹き抜ける風がとても心地よい。 古本屋を開いているのは岡山県出身で熊本県南阿蘇村在住の中尾恵美さん(31)。幼い頃から読書が好きで、本屋や出版社で働いた経験もある。いつか自分の本屋をと考えていた中尾さんが初めて駅舎を訪れたのは大学生の頃で、当時交際していた同村出身の夫友治さん(32)と一緒に村を観光した時だった。
JR西日本は27日、山陽新幹線の新岩国発新大阪行きのこだま838号を、新岩国―広島間で運休したと発表した。新岩国駅(山口県岩国市)から乗務予定だった60代の男性運転士と30代の女性車掌の呼気から、出勤時の検査で基準値を超えるアルコールが検知され、乗務員を交代させる手配をしたためという。 同社によると、運転士と車掌は26日、新岩国駅構内の宿泊所に泊まった。2人とも「飲酒はしていない」と説明しているという。 こだま838号は午前6時38分に新岩国駅を出発する予定で、乗車するはずだった客は後続のひかり590号に乗った。こだま838号は午前7時7分に14分遅れで広島駅を出発した。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ic
【岡山】保守作業員の人手不足を受け、JR西日本は、ロボットアームを搭載した工事用車両を開発し、運用を始めた。これまで作業員が高所作業車で行っていた業務を担うもので、同社などが3億円をかけて開発。導入は鉄道業界で初めてという。 電気工事用の「ブラケットハンドリング車」で22日、岡山保線区での訓練でお披露目された。線路上の電線を支える「可動ブラケット」と呼ばれる重さ約80キロの金属製部品を交換するもの。アームには3Dカメラも搭載されており、遠隔操作で障害物をよけながら高所にある可動ブラケットをつかむことができる。岡山支社の担当者は「労災リスクの低減につながる」と話す。 支社管内には交換が必要な可動ブラケットが約1万基。設置から30年前後のものを年200~300基交換しており、新車両で来年3月までに在来線の40基ほどを作業するという。(高橋孝二) ","naka5":"<!-- BFF501 P
歴史的な鉄道車両を展示し、昨春に閉園した京都府与謝野町加悦(かや)の「加悦SL広場」で26日、「103号蒸気機関車」が譲渡先の山口県下関市へ向けて出発した。閉園後初めての運搬。103号が大正~昭和に走った私鉄・長門鉄道のあった下関市豊田町へ、約70年ぶりに里帰りする。 機関車は長さ6・5メートル、幅約2・3メートル、高さ3メートル、重さ18・3トン。この日朝、大型クレーンでトラックにゆっくりと移された。大型トレーラーに載せ替え、交通量の少ない夜にだけ走って28日早朝に下関に着く予定。新たな展示場になる道の駅で、鉄道と生きた地域の歴史を伝え続ける。 103号は1915年の米国製。ゆったり走る姿から「長門ポッポ」と親しまれた長門鉄道(18・2キロ、1956年に廃線)が輸入し、「長門鉄道101号」として18年の開業当時から走ったが、47年に東洋レーヨンが譲り受けて滋賀工場内で稼働。プレートは「1
【読売新聞】 千葉県印西市役所の応接室で21日午後、板倉正直市長は、北総鉄道(本社・鎌ヶ谷市)の室谷正裕社長と向き合っていた。「来年秋頃、通学定期運賃の大幅値下げと普通運賃の値下げを行う」。そう報告した室谷社長に対し、板倉市長は笑顔
静岡県内を流れる大井川の河川流量が減少するとの懸念から、同県が着工を認めていないリニア中央新幹線の静岡工区について、国の有識者会議は26日、適切な対策をとれば流量を維持できるなどとした中間報告を、早ければ次回の会合で取りまとめる方針を示した。次回会合の日程は未定。中間報告がまとまった後、JR東海がその内容を踏まえて県などに説明し、県は独自に設置した有識者会議で検討を進める。 静岡工区をめぐっては、令和9年開業を目指すJR東海と、ルート変更などを求める県との間で議論が平行線をたどっている。国土交通省が設置した有識者会議で今年4月に中間報告案の素案を示されたが、県側は実態を理解していないなどと反発していた。 この日の会議では、示された中間報告案について「こちらが正しいので相手に分かってもらうという書き方」「上から目線のまとめになっている」などの指摘が委員から出され、表現の修正を求める声が出た。
「絶景の車窓」が、あと40年で見納めに―。世界遺産「平城宮跡」(奈良市)を横切る近鉄奈良線が、景観保全と周辺の交通渋滞緩和のため、宮跡外に移設される。奈良県と奈良市、近畿日本鉄道が今年3月、正式に合意。年内にも国を交えた話し合いが始まる。40年かけての実現を目指すが、用地買収や遺跡発掘調査など大規模工事に向け、クリアすべき課題は多い。 車窓から世界遺産「まもなくこの電車は平城宮跡を通過します。右側には朱雀門、左側には大極殿がごらんいただけます」 近鉄奈良線の大和西大寺駅から近鉄奈良駅に向かって電車が走り出してまもなく、こんなアナウンスが聞こえる。近鉄によると、土日祝に不定期で流しているといい、「奈良時代を身近に感じる平城宮跡にぜひお出かけください」と呼びかけている。 兵庫県西宮市から訪れた会社員の男性(50)は「車窓から平城宮跡の朱雀門を見て、奈良に来たんだなと実感した」と笑顔で話した。
北総鉄道(千葉県鎌ケ谷市)は、他社と比べて割高とされる運賃を来年秋ごろにも値下げする方針を示した。持続的な経営と両立できる形で具体的な運賃を調整した上で、正式決定する見込み。同社は21年連続で黒字が続き、今年6月には値下げの可能性を検討すると表明していた。 同県の熊谷俊人知事が22日、県議会本会議で木下敬二氏(自民)の代表質問に答える形で明らかにした。熊谷知事によると、前日の21日に同社の室谷正裕社長が県庁を訪れ、「令和4年秋ごろに、通学定期運賃の大幅な値下げや、北総線内の移動の促進に資するような普通運賃の値下げを検討している」と伝えた。 同社関係者は特に通学定期の大幅な値下げを目玉として掲げ、「家計に直結する通学定期を値下げすれば、沿線自治体への子育て世代の入居が促進され、地域の活性化にもつながる」と指摘。「インパクトがある形で値下げしたい」と強調した。 また、新型コロナウイルスの影響で
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1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 JR相模線は9月28日で開業100周年を迎える。地味ながら、1日約3万人が利用する鉄道の歴史とは。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) 今年11月から 新型車両を導入 JR東海道線茅ケ崎駅とJR横浜線橋本
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