新型コロナの5類への移行などで鉄道需要が回復傾向にある中でも、JR西日本はコロナ禍で大幅に前倒しした京阪神エリアなどの在来線の終電の時間について、来年春のダイヤ改正では見直さず、維持する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。需要が戻りきっていないことに加え、線路の点検などを行う時間を確保する必要性が出ていることが背景にあるとみられます。 コロナ禍での在宅勤務の定着や帰宅時間の早まりを受けて、JR西日本は、おととし春に大阪環状線やJR京都線など京阪神エリアの主要路線で、午前0時前後に出発する列車を48本削減し、終電を最大30分程度、早めるダイヤ改正を行いました。 その後、新型コロナの5類への移行や水際対策の緩和などによって、京阪神エリアを中心とした「近畿圏」の先月の利用者は2019年と比べて94%まで回復していますが、JR西日本は来年春のダイヤ改正では京阪神エリアなどの終電の時間を
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