JR九州は、列車予約などの際に付与するポイント「JRキューポ」から得られる鉄道利用客のデータを活用した個人向けのマーケティングに乗り出す。同社管内の鉄道駅の乗降履歴や、駅ビルのキューポ加盟店での商品購入情報などを分析し、加盟店で使えるクーポンを配信する。鉄道利用だけでなく加盟店での買い物も誘う形で駅の乗降客を囲い込むことで、「キューポ経済圏」の確立を目指す。キューポでは、JR九州のウェブ会員に
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高松琴平電気鉄道(琴電、高松市)は4日、2023年度(24年3月期)の鉄道事業の営業利益が前年度比9倍の1億1900万円になりそうだと発表した。燃料価格の高騰や相次ぐ踏切トラブルに伴う緊急の安全対策などで経費が増えるが、運賃改定と客足の回復で増益を見込む。併せて100円の運輸収入を得るための経費(営業係数)が22年度に99円だったと発表した。23年4〜9月の運輸収入は前年同期比14%増の13億
10月2日に室蘭―青森の定期フェリー航路(青蘭航路)を開設した津軽海峡フェリー(函館)は、既存の青函航路を活用した修学旅行誘致にも力を入れ、新たな挑戦を続けている。一方、函館―大間(青森県)の大函(だいかん)航路には慢性的な赤字の課題もある。社長の村上玉樹さん(64)に今後の展望などを聞いた。
鉄道のまち「福知山」を再発見! 元国鉄職員がガイド、市内に残る鉄道遺産を見学 2023年12月4日 11:00
藤沢市の小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅と江の島を無料シャトルバス(定員最大25人)で結ぶ実証実験が2日から始まった。湘南エリア最大のナイトイベント「湘南の宝石」の開催に合わせ、湘南藤沢活性化コンソーシアムが24日までの夕方から夜間に掛けて土・日曜日に実施する。 無料シャトルバスは同駅発と江の島発の2路線を午後3時以降、同7時まで1時間に2本ずつ運行(江の島発の最終便は同8時25分発)する。初日は全便ほぼ満員の状態で終了した。 市長「スムーズに移動、快適」
川崎市電が開業したのは、太平洋戦争末期の1944(昭和19)年10月。これは日本初の路面電車である京都市電(開業時は京都電気鉄道)が1895(明治28)年に開業してから半世紀後のことである。神奈川県下を見渡しても、1900(明治33)年開業の小田原電気鉄道(前身は小田原馬車鉄道)、1904(明治37)年開業の横浜市電(開業時は横浜電気鉄道)と比べても、かなり遅い開業である。 横浜に次ぐ、神奈川県第2の都市である川崎の市電開業が、なぜこんなにも遅い時期になったのだろうか。実は、川崎市には市電開業のおよそ20年前、市電とほぼ同一エリアを走る路面電車が存在していた。この連載でもすでに取り上げた海岸電気軌道(海岸電軌)である。 海岸電軌は京浜電鉄(現・京急電鉄)の子会社として設立され、大正末期の1925(大正14)年に横浜市鶴見区の總持寺停車場(跡地は、現在の本山前桜公園)を起点に、現在の産業道路
乗客の少ない島根県西部のJR山陰線の利用促進につなげようと、出雲高校2年生3人が企画した貸し切り車両での日帰りツアーが3日あり、県東部の高校生を中心とした10~29歳の参加者80人が、水族館アクアス(浜田市・江津市)までの鉄路の旅を楽しんだ。 通学に鉄道を使う高校生が路線の大切さを呼びかける狙いで企画。JR西日本山陰支社の協力で通常の特急列車に専用車両2両を加えた。参加費は、アクアスの協力や県内高校生が地域課題解決に挑む「しまね未来共創チャレンジ」の支援金を活用し、高校生以下500円、一般千円に抑えた。 参加者は松江や出雲で乗車し車内で沿線の甘味を味わい、車窓からの景色を楽しみながら波子駅(江津市波子町)に到着。アクアスでシロイルカのパフォーマンスやバックヤード見学など約2時間半楽しんだ後、列車で帰路に就いた。 出雲高3年の福間日南子さん(18)は「コロナ禍で中止になった修学旅行の代わりに
JR倉吉駅で開かれた「名探偵コナン」仕様の特急「スーパーはくと」の出発式で、ポーズをとる関係者ら=3日午前、鳥取県倉吉市 鳥取県と京阪神を約2時間半で結ぶ特急「スーパーはくと」を人気アニメ「名探偵コナン」のキャラクターで装飾した特別列車の出発式が3日、JR倉吉駅で開かれた。 枕カバーやロールカーテンも「名探偵コナン」のキャラクターで装飾された特急「スーパーはくと」の車内アニメは県出身の漫画家青山剛昌さんの作品。特別列車は内外装をアニメの主人公「江戸川コナン」やヒロイン「毛利蘭」などのキャラクターで装飾。車内の枕カバーやロールカーテンにも絵柄を大きく印刷しており、JR西日本とともに列車を運行する智頭急行の西尾浩一社長は「外装だけでなく中からもコナンの世界を感じられる車両になった。ぜひ乗って楽しんで」と話した。
煙をはいて力強く走る「SLばんえつ物語」。沿線では手を振る人も=3日、福島県会津若松市(芹沢伸生撮影) 福島、新潟両県を結ぶJR磐越西線の臨時快速列車「SLばんえつ物語」が3日、今年度の運転を終了した。雪山をバックに煙をはいて走る蒸気機関車(SL)の雄姿を、訪れたファンは熱心にカメラに収めていた。 沿線には今年最後の雄姿をカメラに収めようと、地元だけでなく、首都圏など遠方からも多くの人が集結。人気の撮影スポットにはカメラの三脚がズラリと並んだ。通過する列車に手を振る人に、乗客が振り返す場面もあった。車内にはクリスマスの装飾が施された。 SLばんえつ物語の運転は平成11年に始まり、客車を牽引(けんいん)するのはスマートな外観から「貴婦人」と呼ばれ人気を集めるC57形。例年、4~11月の土日を中心に、会津若松駅(福島県会津若松市)と新津駅(新潟市)間で運転される。
鉄道・運輸機構が男性の遺族に通知した、業務災害の「不認定」を知らせる文書=大阪市北区で2023年11月24日、梅田麻衣子撮影 旧国鉄の検査・整備工場で約35年間アスベスト(石綿)に接する作業をして亡くなった男性職員の遺族が、死因に石綿関連がんの「中皮腫」と記載された死亡診断書を添えて遺族補償を求めたところ、清算事業を引き継ぐ鉄道・運輸機構が不認定と通知していたことが分かった。厚生労働省が認定基準を定める民間企業のJR職員ならば救済されるケースに当たるが、同機構は独自の厳しい判断について「厚労省の規定に拘束されず、問題ない」としている。遺族は異議を申し立て再審査を求めている。 JR職員なら救済対象 男性は1940~75年ごろ、国鉄幡生(はたぶ)工場(山口県)や博多総合車両部(福岡県)で車両の検査や解体、改修に携わり、石綿含有の断熱材を除去するなどの作業に当たった。本人が生前に残したメモには、
JR倉吉駅で開かれた「名探偵コナン」仕様の特急「スーパーはくと」の出発式で、ポーズをとる智頭急行の西尾浩一社長(右から3人目)ら=3日午前、鳥取県倉吉市 鳥取県と京阪神を約2時間半で結ぶ特急「スーパーはくと」を人気アニメ「名探偵コナン」のキャラクターで装飾した特別列車の出発式が3日、JR倉吉駅で開かれた。 アニメは県出身の漫画家青山剛昌さんの作品。特別列車は内外装をアニメの主人公「江戸川コナン」やヒロイン「毛利蘭」などのキャラクターで装飾。車内の枕カバーやロールカーテンにも絵柄を大きく印刷しており、JR西日本とともに列車を運行する智頭急行の西尾浩一社長は「外装だけでなく中からもコナンの世界を感じられる車両になった。ぜひ乗って楽しんで」と話した。 大阪・関西万博に合わせ、訪日客や県外の観光客を増やそうと智頭急行や県が企画した。(共同)
「だがし家ちゃりんこ イオンモール八幡東店」の協力のもと、駄菓子が実際に販売された=北九州市小倉北区で2023年12月2日午後3時45分、日向米華撮影 小倉商業高(北九州市小倉南区)の生徒と西南女学院大(小倉北区)の学生がプロデュースした北九州モノレールの特別列車が2日、運行された。車両の中は駄菓子屋や宇宙空間に様変わりし、訪れた市民の目を楽しませた。 モノレールを運行する北九州高速鉄道(本社・小倉南区)の協力を得て、高大生が地域活性化に取り組む「つなぐヒカリプロジェクト」の一環で、昨年に続き2回目の開催。同高の「課題研究」で観光ビジネスを選ぶ生徒と同大観光文化学科の学生計26人が企画に参加した。 コンセプトは「モノレールでモドレール」。懐かしい物に触れながら過去を思い出し、来年の新しい自分につなげてほしいという思いを込めた。「回想車両」(1、2両目)はレコードやランドセルで装飾され、実際
「出発式」で、始発のケーブルカーに右手を上げて出発の合図を送る能勢電鉄の西中哲郎社長(左)ら=兵庫県川西市黒川で2023年12月3日午前9時0分、土居和弘撮影 大阪・兵庫の府県境にある妙見山(標高660メートル)のケーブルカーが3日、運行を終了した。参拝客や行楽客に親しまれてきた名物ケーブルの約100年の歴史の幕引きに約3700人が訪れ、別れを惜しんだ。 この日、ふもとの黒川駅には始発を待つ親子連れや高齢者夫婦、鉄道ファンらが数十メートルの長い列を作った。営業終了日が公表された9月下旬以降利用客が増え、能勢電鉄(川西市)は運転間隔を20分から10分に縮めたが、休日は2~3時間待ちになることもあったという。
「吉を呼び富を生む」――。町の名前からそんなキャッチフレーズが付けられているのが、福岡県の最東端に位置する吉富町だ。町は東西の幅が約2キロ、南北に約3キロ、面積約5・7平方キロで、九州一小さい町として知られる。福岡ペイペイドーム(福岡市)に換算すると33個分相当の広さ。一つの町を徒歩で回りきってみようと出かけてみた。 JR日豊線の吉富駅で降り、歩いて15分ほど。最初に、町の西側にある佐井川の下流に向かった。町ホームページには、写真スポットとして日豊線の鉄橋が紹介されている。鉄道ファンが集まりそうな場所を探し、電車が鉄橋を通るたびにカメラを向けて撮影を楽しんだ。
【読売新聞】 JR田沢湖線「小岩井駅」の駅舎(滝沢市大釜風林)が3日、大正時代の開業当初の姿を復元する形でリニューアルされた。地域住民の交流の場として期待されるほか、滝沢市は来年度中に駅舎の国有形文化財登録を目指すなど、観光資源とし
【読売新聞】明知鉄道(恵那市)の冬のグルメ列車「じねんじょ列車」の運行が始まった。 恵那、中津川の両市を走る同鉄道は、1987年7月、地元特産の寒天を使ったヘルシートレイン(寒天列車)を初の料理列車として運行。その後、きのこ列車や
いざコナン君と鉄道の旅へ――。 京阪神と鳥取を結ぶ「特急スーパーはくと」(智頭急行とJR西日本が共同運行)が3日、鳥取県出身の青山剛昌さんの人気漫画「名探偵コナン」のキャラクターをデザインしたラッピングを施し、運行を始めた。 同日午前、同県倉吉市のJR倉吉駅で出発式があり、平井伸治・鳥取県知事ら関係者が「真実はいつもひとつ!」のコナン君の決めポーズとともに一番列車を見送った。 「名探偵コナン号」は1編成。ヘッドマークにコナン君と「はくと(白兎)」にちなんで白ウサギをデザインした。 外装にはさまざまなキャラクターが描かれ、車内から外を眺めているようにも見える。 作品の世界に浸れるように、内装も工夫。デッキやロールカーテン、ヘッドレストカバーなどにコナン君やその仲間をあしらっている。 今年は青山さんが還暦を迎えたほか、来年には智頭急行が開業30周年、作品が連載開始30周年を迎える。車両を所有す
富士山のふもとと5合目を結ぶ自動車道路・富士スバルライン上に軌道を整備して、富士山にLRT(軽量軌道交通)の車両を走らせるという「富士山登山鉄道構想」が山梨県で進められている。これに対し、スバルライン5合目の所在地である富士吉田市の堀内茂市長は「電気バスで十分」と反対、「そもそも地元への説明なしに進めているのがおかしい」と批判する。 合意形成を急ぐ長崎幸太郎知事は地元自治体向けの説明会を始めた。その第1弾は11月21日の山中湖村。さらに2024年1月にかけて忍野村、鳴沢村などでも開催する。とくに2回目の説明会となった11月23日は富士吉田市内で行われ、堀内市長も住民の1人として説明会に参加するとあって、がぜん盛り上がりを見せた。 富士山「世界遺産の地位喪失」の危機 当日、会場となったふじさんホールにやってきた住民の数はおよそ780人。会場はほぼ満席で後方には立ち見客も出るほど。説明会は定刻
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