新幹線新駅、黒部宇奈月温泉駅に 旅館協同組合が要望 2009年05月29日 10:45 黒部市の宇奈月温泉旅館協同組合(延対寺篤理事長)は二十八日、北陸新幹線新黒部駅(仮称)の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」とし、関係機関に決定を働き掛けるよう求める要望書を堀内市長に提出した。市長は、まず近隣自治体なども含めて合意形成を図っていくことが重要との考えを示した。要望書は、世界に通用する「黒部」の二文字のネームバリューを生かすとともに、温泉街や黒部峡谷への誘客を促すには、新駅の名称に「黒部」と「宇奈月温泉」は欠かせないとしている。 市役所黒部庁舎を訪れた延対寺理事長と、温泉街の女将らは「駅名に宇奈月温泉が入るかどうかは、われわれの死活問題」などと述べた。 市長は、駅名を決めるのはJRサイドで早くても開業一年前になることや、新川地区三市二町で広域観光圏づくりを目指していることを説明した上で「