Moraxella catarrhalis (Frosch and Kolle1896) Henriksen and Bøvre 1968 モラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)は、モラクセラ属の細菌の一種で、ヒトの上気道に親和性があり、病原性を示すことの多い菌である。ブランハメラ・カタラーリス(Branhamella catarrhalis)と呼ばれることもある。グラム陰性球菌である。 特徴[編集] ほぼ100%がβラクタマーゼ産生株であり、薬剤耐性を示す抗生物質が多い。 ヒトでの肺炎・気管支炎などの呼吸器感染症の起炎菌として、肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、とともに代表的な細菌である。副鼻腔炎、化膿性角結膜炎も起こすことが知られている。また、耐性化している抗生