武装グループは「神は偉大なり」と叫んで銃を発砲したという。イスラム過激派である可能性は高いが、バングラデシュの地元組織が独自に犯行に及んだのか、ISの指示があったのかは不明だ。 ただ、ISは5月、ラマダン(断食月)中のテロを呼びかける声明をインターネット上に出した。武装グループがこれに呼応した可能性はある。 ISがイラクとシリアにまたがる地域で「国家樹立」を宣言したのが2014年6月。中東や欧州などから多くの戦闘員が加わり、数万人規模まで勢力が拡大したが、現在は米軍主導の有志連合やロシア軍の空爆などで劣勢に追い込まれている。脱走する戦闘員の増加も伝えられる。 イラクでは政府軍が6月、ISが2年半にわたって占拠した中部ファルージャを奪還した。イラク政府はIS最大の国内拠点である北部モスルの年内奪還をめざす。 シリアでも、少数民族クルド人を主体とする部隊やアサド政権軍が、ISの拠点都市に対する
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