20世紀末から00年代の前半の話をする。 かつてWebとは「ホームページ」のことだった。 Web屋とは「ホームページ」と、トップページのFlash、あとはそこに付随するちょっとしたお問い合わせフォームのCGIを設置するか、制作するのが仕事であると思われた時代があった。 このWebの黎明期、Web屋の大半が、「ホームページ」を作る仕事をしていた。 あの時代イカした「ホームページ」が無いことは、企業にとって恥ずかしいことだったらしい。 「ホームページ」のない会社や、社員にHomepageBuilderで作らせみてはみたものの、そのあまりの酷い出来に辟易した企業から、仕事は次々と舞い込んできた。 当時のWebデザインとtableレイアウト主体のHTMLコーディングの単価は当然今より高かったし、 (確か末期でもデザインは別で、コーディング単価として1ページ8,000円ぐらいは取れたし、大手は1ペー