著名投資家のジョージ・ソロス氏(87)は1月25日(現地時間)、スイスのダボスで開催の世界経済フォーラム(ダボス会議)での講演で、米Facebookと米Googleの独占的行動について警鐘を鳴らした。 これらの巨大ITプラットフォーム企業の行為は今や世界的問題だと同氏は主張する。「FacebookとGoogleはインターネット広告収益の過半を占めている。この寡占状態を維持するには、両社はネットワークを拡張し続け、ユーザーの注意を引きつづけなければならない。(中略)コンテンツ提供企業も両社の寡占状態に貢献している。もはや広告媒体としての両社を無視できないからだ。(中略)両社の並外れた収益性は、コンテンツについて責任を持たず、支払いもしないで済んでいる構造によるところが大きい」 「両社は情報を配信しているだけだと主張する。だが、ほぼ独占的な配信者であるという事実から、両社は公益事業者として、公
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