■イギー・ポップ、ジャーヴィス・コッカーに経済や音楽哲学を語る(rockin’on RO69より) 日常的には俺たちの日々の暮らしを支配しているお金の仕組みがある一方で、世の中には砂漠で物々交換をして暮らしている人たちもいれば、ある時点まではボルシェヴィキ期に成立したマルクス主義の仕組みに支配されている人たちもかつてはいたわけなんだよね。それは結局、うまくいかなかったわけだけど―(中略)―全員のためにいろんなものをただにしろとか、全員に平等を保障しろとか、全員のために医療制度を用意しろとか掲げる連中がほかにいたからこそ、資本主義者もちょっと頭を冷やさなければならなくなったんだよ。これにはなんか真理があるのかもしれないと思う ♪「I’m Going Away Smiling」/イギー・ポップ(オノ・ヨーコ) いまから3年前(2012年)のちょうど今頃、パンク界のゴッドファーザーことイギー・ポ