2009年6月11日、中国本土で使われている漢字「簡体字」が台湾の一部の学校で必修となったが、学生の見方は様々だという。 【その他の写真】 現在、中国本土では簡略化した「簡体字」が、台湾では旧来からの正字体である「繁体字」がそれぞれ使われており、中台双方の言語面における“溝”となっている。台湾の馬英九総統はこのほど、中台双方の理解のためにお互いが使っている漢字を知るべきだとの考えを明らかにし、台湾の一部の学校では簡体字の学習が国語の授業の必修とされた。 しかし、台湾の学生の反応は様々だ。高雄市のある学校では、3年前からすでに簡体字が国語の授業で必修となっている。中台関係の好転などもあり、「将来のことを考えれば」と、学生の反応はまずまず。ある学生は「仕事で役に立つだろうし、将来中国本土に住むこともあるかもしれない」と話し、簡体字の必修化に賛成する生徒が多いという。 その一方で、「中国本土でも
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