【谷川浩司会長コメント】 12月26日に第三者委員会より報告書を頂きましたが、その要約を作成して頂きましたので、ホームページにて開示致します。 かなりの分量になりますので、ご覧になる方はまずその点をお含みおき下さい。 報告書の内容を真摯に受け止め、将棋界の正常化ならびに、棋士が盤面だけに集中できる環境作り、将棋ファンの皆様に真剣勝負を楽しんで頂けるように努めて参ります。 皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めてお詫び申し上げます。 調査報告書
25万人のゲーマーを分析してわかった、ゲームの男女別モチベーション。男性は破壊と競争、女性はコンプリート。 ゲーム分析企業「Quantic Foundry」が調査した、「ゲームの男女別モチベーション」の結果が、おもしろかったので簡単にメモしておきます。 25万人のゲーマーを対象に、ゲームのモチベーションを調べたデータ。 男性は「競争/破壊」がトップモチベーション。1位:競争(Competition)14.1% 2位:破壊(Destruction)11.9% 3位:コンプリート(Completion)10.2% 男性ゲーマーにとっては、「競争」(決闘、対戦、ランキング)や、「破壊」(銃、爆発)といった要素が、とても重要であると。 全体的に「相手と戦い勝利する」という欲求が高い印象。 女性は「コンプリート」がトップモチベーション1位:コンプリート(Completion)17% 2位:ファンタジ
アニメーションには、原作のマンガにはない小さなエピソードがいくつか散りばめられているが、中でも印象に残るのは、晴美とすずのやりとりだ。 たとえば、19年9月、まだまだ暑い畑で、すずと晴美が何かを収穫しており、晴美は黄色い花を手にしている。次のカットでは、カボチャに墨で顔を描いたものが本棚の前に置かれており、そばに添えられた黄色い花が色鮮やかなので、短いカットながら印象に残る。おそらく顔を描いたのはすず、花を持ってきたのは晴美で、この髪に花をかざしたような剽軽なカボチャは、二人の合作なのだろう。 もう一つは20年3月19日、空襲後の短いエピソード。呉港への爆撃で海には魚がたくさん浮いている。「その日、呉では魚がようけ獲れた」。すずと晴美は向かい合って皿に置かれた配給の小魚を絵に描いている。晴美が言う。「ちっさ!」。その短い形容の仕方は、かつてすずが友達に言われていた「短かー」や従姉妹に言われ
全国学校図書館協議会「学校読書調査」(2016) まず押さえておくべき代表的資料は、全国学校図書館協議会(全国SLA)が毎日新聞と行う「学校読書調査」。2016年で第62回を迎える歴史ある調査なので、経年比較に便利な資料だ。 全国学校図書館協議会(2016)「第62回学校読書調査」 http://www.j-sla.or.jp/material/research/54-1.html リンク先のグラフを読むと、小学生・中学生の平均読書冊数は30年前よりも大幅に増えており(1986年6.0冊→2016年11.4冊)、中学生も同様に増加(1.8冊→4.2冊)、高校生もほぼ同程度の水準(1.3冊→1.4冊)で推移している。 同様に、不読者(一ヶ月で一冊も本を読まない児童・生徒)の割合についても、小学生(1986年9.7%→4.0%)、中学生(43.5%→15.4%)はともに減少しており、高校生はや
(サムネイル画像はサイゲームズ様より引用させて頂きました) 先日、シャドウバースからカードゲームを始めたオタクフレンズから「シャドウバース、全然勝てないからカードゲーム勝てるようになる方法を教えてくれ」というLINEが飛んできた シャドウバース、おっぱい丸出しでエッチだと思った そもそも自分はシャドウバースをやっていないし、更に言うならカードゲームも別に上手ではないので真っ当な意見を提示することが出来なさそうなので、勝てないと相談してきたオタクフレンズに色々と質問をすることにした。 おれは高校生の時に始めた「Magic;the gathering」というカードゲームを20台後半になっても続けている気持ちの悪いオタクなので、質問を続けている内に「これはカードゲーム原体験の問題ではないか」という結論に辿り着いた。 それは「デジタルTCGとリアルTCGでは、ゲームを始めたばかりの頃に経験すること
「調査魔」映画のかけがえのない境地本レビューの、たとえば昨年の『恋人たち』や今年の『シン・ゴジラ』や『リップヴァンウィンクルの花嫁』の評などはシャレでなく「世界最速」だったのだが、実はさいきん最も誰の意見も感想も聞かないでいちばん乗りで評を書きたかった映画に(ずっと難儀な単行本の仕事に集中して試写行きを禁じていたので)乗り遅れてしまった。その作品は片渕須直監督のアニメ映画『この世界の片隅に』だ。 本作の評を公開前に書けなかったのは一大痛恨事だったが、後発でも何か評を書こうと思いつつ、あまりの好評でわんさと玄人から素人まで新聞雑誌からSNSまで感想が溢れかえっているので、否応なくそれが目に入るのがやっかいだった。ところが、本作の不思議なところは、そういう好評をいくつか目にしても、本質的なところで何がどういいのか、ということが全く記されていなかったことだ。この際、もう少しいくつかの論考を読んで
毒物カレー事件最高裁判決について、もう少しメディアで騒ぐのかなと思ったが、自分が思ったよりは騒ぎはなかったように思えた。別の話になるが、タレントの清水由貴子さんが自殺したと見られるというニュースもあった。哀悼したい。が、これもそれほどには話題にはなっていないような印象を受けた。どちらもごく私の印象に過ぎないのだが、なんとなく十年といった時間が自分が思っているより遙か遠くに過ぎ去ってしまったということかもしれない。 毒物カレー事件最高裁判決だが、私は若干差し戻しを期待していた。もっとも高裁の控訴審判決を見ればそう予想はできたはずもなかった。 私はこの事件だが、個人的には冤罪だろうと思っている。仮に林被告が犯人だとしても死刑判決にすべきではないと思っている。そのあたりを無名の人の思いとしてやはり少しブログみたいなものに書いておくべきかなと思う。 とはいえ、「冤罪だ、不当だ」と強く騒ぎ立てる思い
市区町村は、市民に最も身近な総合的な行政主体として「基礎自治体」と呼ばれます。私たちの日々の生活や経済活動は、市町村の政策や事業なしでは成立しません。(※本稿での「区」は、東京23区のことを指します。政令指定都市の行政区は含みません。) 一方で、皆さんはお住まいの市区町村の政策形成や事業計画・事業見直し等に関し、政治家(市区町村長、市区町村議会議員)や行政職員に届く形で意見提示をされたことはあるでしょうか。「ある」人も多いと思いますが、「ない」人も少なくないでしょう。また、「ある」人においても、回数は限られ、また出した意見が実際にどのように議会や役所内で扱われ意思決定が行われたか、判然としない方が多いのではないでしょうか。 日々の生活や仕事を通じて、私たち市民は行政に対する色々な感想を持ちますが、その“感想”を政策形成や事業化に資する“意見”として政治家や行政職員に届けるには、現状は制度が
朝日新聞は11月11日、デジタル版で「刑法犯の検挙人数、戦後最少を更新 再犯率は過去最高」と見出しをつけ、法務省が発表した今年度の犯罪白書について報じた。しかし、見出しの「再犯率」は「再犯者率」の誤り。再犯者率とは、刑法犯で検挙された者のうち再犯者が占める割合を意味し、前歴のある者のうち再び犯罪を行った者の割合(再犯率)とは全く異なる。実際は、検挙された初犯者が再犯者を上回るペースで減少しているため、検挙された再犯者の実数は減っているが、「再犯者率」が上昇しているにすぎない。(追記あり) NHKニュース2016年11月11日放送朝日新聞だけでなく、読売新聞やNHKニュースも、検挙された再犯者が減少していることに触れずに「再犯者率」あるいは「再犯者の割合」が過去最高になったと報じていた。法務省が11日発表した犯罪白書(来月刊行予定)によると、昨年一年間刑法犯で検挙された初犯者は12万4411
亀爺(以下亀) 「では続いて、ネタバレありの批評、考察記事を書くとするかの」 ブログ主(以下主) 「……この件に関しては少し失敗したんだよなぁ……」 亀「失敗? 何をじゃ?」 主「もうさ、あまりにも評判がいい上に、元々原作大好きで……しかもアニメも当然好きだからさ。もう評判の映画になるのはわかりきっていたんよ。 公開前日の昨日の夜から、楽しみで眠れない子供状態だよ! だからさ、ついつい……色々と調べちゃったのね。Twitterの反応だったりさ」 亀「公開前から話題になっていた映画じゃからの」 主「で、当然あの人の話題にもなるわけよ」 亀「……映画評論家の巨人、町山智浩じゃな」 主「そう。普段はさ、映画の感想記事や考察記事を書く前に、事前に調べることってあまりしないのね。それをすると、作品を語るときに切り口がその人に似ちゃうから。 だけど……本作は聞いちゃったんだよね。しかもさ、公開前なのに
よく「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙で落ちればただの人だ」といわれます。今回の私のように議員が選挙で落選して、議席を再び得ることができないとどうなってしまうのか、ご存じない方が多いかもしれません。 なかには党が手厚く処遇をしてくれるのではないかと漠然と思っておられる皆さんもおいでかもしれませんが、そのようなことはありません。そこで、タイトルはなにやら一般論に聞こえますが、参議院選挙後の私の近況についてご報告したいと思います。 今年の7月10日投票の参議院議員選挙で落選し、任期が7月25日に切れました。選挙の後始末もそこそこに議員会館の事務所を引き上げる作業をしなければなりませんでした。苦楽をともにしてきた大勢の事務所の仲間たちとも突然、別れを告げなくてはなりませんでした。今思い起こしても無念です。私にもう少し力があればと大変情けなく、自らを省みる気持ちでいっぱいでした。 この時
「『この世界の片隅に』で演じた主人公のすずさんと私の共通点は、絵を描くのが好きなところと、あとボーッとしていると言われるところも同じなんですけど、すずさんはパワフルでポジティブ。そこに共感します」 私が「そうそう、猫背なところもすずさんとの共通点なんですよね?」と言うと、「あちゃあ、こりゃいけん」という表情で背筋をピンと伸ばしてすまし顔をするところが、まさにリアルすずさんでした。お話をうかがったお相手は、のんさん。12日に公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」で、ほんわかしてのんびりした主人公すずの声を担当しています。舞台が戦時下の広島で、すずは広島弁なので、「心の声」も勝手に広島弁にしてみました。何しろ映画を見るともう、すずさんがのんさんに、のんさんがすずさんに重なってしまうのです。 さてここからはネタバレを含みますのでご注意下さい。 こうの史代さんの同名マンガ…
語彙・辞書研究会 第50回記念シンポジウム「辞書の未来」 日時 2016年11月12日(土) 13時15分~17時 会場 新宿NSビル 3階 3J会議室 【第1テーマ】日本語母語話者に必要な国語辞書とは何か [パネリスト]小野正弘(明治大学教授) 平木靖成(岩波書店辞典編集部副部長) 【第2テーマ】紙の辞書に未来はあるか ――これからの「辞書」の形態・機能・流通等をめぐって [パネリスト]林 史典(聖徳大学教授) 神永 曉(小学館 出版局「辞書・デジタルリファレンス」プロデューサー)
はてなブックマークを200以上も集めながら、この匿名記事の前提にほとんど疑問が出されていないのが不思議でならない。紹介されている話題は、ちっとも「極端」ではないはずだ。 ポリコレ棍棒勢の貧しさについて http://bylines.news.yahoo.co.jp/saruwatariyuki/20160525-00058032/ まあ、要するにキャップがホモだって設定に変更してくれって話だ。もう、本当にうんざりしたんだが、これがトランプのいう「過剰なポリコレ」のひとつだ。 世の中には同性愛者がいる→わかる。同性愛者は一定の割合で存在する→わかる。同胞の一員である同性愛者の権利を守るべきだ→わかる。 フィクションの登場人物にも同性愛者がいるべきだ→そうだろうね。世界の反映としてフィクションの人物も一定の割合をホモにしてくれ→なにいってんだ? キャップをホモにしてくれ→意味わからねえ。 「キ
2016.11.10 非常に多くの方々から、コメントをいただいております。ありがとうございます。 コメントの分析などに少しお時間をいただきます。 新しいデータもありますので、お知らせします。 ただし、さまざまなデータの定義が違っていたり、含まれているもの含まれていないものが違っていたり、比較が難しいのが現実です。 議論のためのデータの整理やとり方の平仄を合わせる必要を痛感します。 国立大学の運営費交付金の減額は、平成16年度から平成28年度の間に382億円の減少にとどまっています。 文科省はそれに対して職員の高齢化による福利厚生費の増加、消費税改定の影響、光熱水費の増加および電子ジャーナル費の上乗せなど、運営費交付金の枠内で出さなければならない経費が増えているので、研究費に回せる金額は見かけ以上に減少していると主張しています。 文科省は、そうした経費の増加分は800億円から1000億円とし
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で映画『この世界の片隅に』を徹底解説。すでにこの映画を見た赤江珠緒さん、山里亮太さんとその素晴らしさや隠された意味について話していました。 (町山智浩)で、今日はですね、本年度のレコード大賞……じゃなかった。間違えた(笑)。町山大賞の発表です! (赤江珠緒)町山大賞? わー! (町山智浩)『この世界の片隅に』! アニメーション映画ですね。 (赤江珠緒)ここに来て、来ましたね! (町山智浩)はい。もう、これは1億円もらっても、これにあげたいという。よくわからないですけど。 (赤江珠緒)うわーっ(笑)。 (山里亮太)どういうシステムか、わからないですけども。 2016年 町山大賞受賞作品 (町山智浩)そういうシステムなんですけども(笑)。で、これはどういう映画か? といいますと、こうの史代さんという人の漫画の映画化なんですが。ざっと説明すると、第二次大戦
えーと、はい。ぶっちゃけますと。 SSA2日目の感想がどうにも書けませんで。 でもなんかずっとこう吐き出したいものはもやもやしてまして。 正直お手上げ状態になっております。 そんなわけで、以下は感想というよりは書きたいことの塊でございます。 346 Castle Future Castleをやるんだと、勝手に思い込んでいたのです。 3rdライブでデレアニの締めくくりを総力戦で成し遂げて。 1年経って、次の扉を開くんだと勝手に思ってた。 それがそもそもの間違い。 346 Castle、楽しかった。 ラブライカがようやく揃って。Rosenburg Engelがようやく見れて。 ØωØver!!-Heart Beat Version-があの三人で見れて。 LET'S GO HAPPY!!がまた何倍ものパワーでぶちかましてくれたのが嬉しくて。 Heart Voiceのピンスポ演出を、これは現地で見
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