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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (25)

  • あのIMFが日本に賃上げを要求 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いやいや、IMFといっても今はインダストリオールになったかつての国際金属労連じゃないですよ。 悪名高きインターナショナル・マネタリー・ファンド。 構造改革の名の下に賃金をむりやり引きずり下ろさせることを至上命題としてきた(はずの)あの国際通貨基金です。 そのマネタリーな方のIMFが、こともあろうに、日に賃上げを求めようとしているという、ブルームバーグの記事。和文と英文両方あります。 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-14/OBSADF6TTDS801(IMFが日に求める急進的賃金戦略、70年代の米所得政策とは真逆) http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-08-14/imf-s-radical-wage-plan-for-japan-turns-nixon-policy-o

    あのIMFが日本に賃上げを要求 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    D_Amon
    D_Amon 2016/08/17
    通貨安による物価上昇予想により不要不急の消費を吐き出させる。つまり、コストインフレをキーに需要インフレのサイクルに持ち込むのがリフレ理想として、108/105倍の物価上昇予想による消費先食いと反動減の結果が今
  • まともな左派の悩み方 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    労働弁護士の水口洋介さんが、「夜明け前の独り言」で、 http://analyticalsociaboy.txt-nifty.com/yoakemaeka/2013/01/post-2a4e.html(”アベノミクス”とP・クルーグマン「さっさと不況を終わらせろ」) 安倍晋三総理の経済政策は、デフレ不況脱却のための金融大幅緩和とインフレターゲット2パーセント、そして、国土強靭化と銘打った公共事業の拡大です。これってまさに、ケインズ政策であり、左派の経済政策ですよね。 ・・・アメリカ民主党左派の論客であり、ノーベル賞経済学者のP・クルーグマン氏の政策と安倍晋三総理の経済政策が一緒なんでね。 ・・・失業問題や不景気を克服するには、安倍内閣の経済政策の成功を願いたいところですが、右派政権の下での「憲法改正」と「国防軍」化は願い下げな私としては、悩ましいところです。 と、悩んでいます。 まともな左

    まともな左派の悩み方 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    D_Amon
    D_Amon 2013/01/07
    この場合はまともと評価される方が恥と思う的な何か。平和運動抜きの労働運動がどうなるかはナチという前例がというのは言うまでもないことだし、企業益が伸びても労働者に分配されなければ労働運動として駄目としか
  • 私たちは国民ではないのか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://mainichi.jp/select/news/20120724k0000m020060000c.html 質疑応答では、政府が電力業界に意見聴取会での意見表明自粛を求めたことに、電源開発(Jパワー)社員が「私たちは国民ではないのかと非常にショックだった」と発言した。 そう、国民じゃないのでしょう。つまり非国民というわけです。 昨日は大阪市の職員が非国民で、今日は電力会社の従業員が非国民で、明日は誰が非国民になるのか、すばらしい席取り競争が展開されそうです。 まあ、いじめられないためには先手を打っていじめる側にまわるのが一番、というのを幼い頃から学んできた国民にふさわしい行動様式かも知れません。 そしてそれを必死に煽る左翼ならぬ「逆右翼」(@松尾匡)の諸氏・・・。 (追記) https://twitter.com/AmonDaisuke/status/228108955740

    私たちは国民ではないのか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    D_Amon
    D_Amon 2012/07/25
    加害者の側の人間がその問題における様々な非対称性を無視して自らの被害感情を盛るというよくある光景にしか見えない。歴史問題とか基地問題とか。自称リアリストの類の人はしばしば自称迫害される被害者でもある。
  • 死んでもいい人間を用意してくれ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日発売の『週刊ポスト』の記事から、 http://www.news-postseven.com/archives/20110801_27210.html(フクシマ50 下請け社長は「死んでもいい人を」と発注受けた) >菅直人首相が原発対応拠点のJヴィレッジを激励に訪れたその日も、彼は現場で働いていた。その作業服の背中には、「菅直人1回現場に来てみろよ」とある。震災から4か月以上経ち、いま明かされる「フクシマ50」の素顔。原発でともに作業するフリーライター・鈴木智彦氏の、刮目レポートである。 というレポートの中の、たまらない一節。 >「社長は上会社から『死んでもいい人間を用意してくれ』といわれていたらしい。社長、もじもじしてて、なかなか『行け』といわなかったですね。だから志願しました。だってうちの社長、熱い人だから自分が行っちゃいそうだったんで。社長が死んだら社員が路頭に迷うけど、俺が死ん

    死んでもいい人間を用意してくれ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    D_Amon
    D_Amon 2011/08/02
    「神風特攻隊は日本人の誇りである以上に、それをやらせた日本軍人の永遠の恥の証しでもあることを忘れないようにしたいものです」まさしく。恥ずべきであり、改めるべきことでもある。日本の歴史を自省できるならば
  • 結婚を諦めている原発作業員 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ニフティニュースから、もとは英紙インデペンデントの記事のようです。 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yucasee-20110728-8413/1.htm(福島第一の20代作業員「彼女に仕事は内緒」) >英高級紙インディペンデントに、東京電力福島第一原発で作業員として働く20代の男性「ワタナベ・アツシさん」(仮名)がインタビューに応じ「結婚はあきらめている」と命がけの作業に従事する心境を生々しく語っている。 ワタナベさんは下請企業の正社員として働いており、月給は18万円。現在は昼飯手当として1日1000円が支給されるようになったそうだ。命がけの過酷な作業に従事しているにしては、あまりにも薄給といざるを得ないか。・・・ >そうした作業は終わりが見えず、「結婚はあきらめている。もしも彼女に仕事のことを話したら、将来の健康、子どものこと、色々と心

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    D_Amon
    D_Amon 2011/07/28
  • 労働者は使い捨ての機械ではない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の毎日新聞が、原発作業員の被爆問題について、1面トップと14/15面全面をあてて、総力を挙げた大特集を組んでいます。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110725ddm001040055000c.html http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/verification/news/20110725ddm010040007000c.html まず1面トップですが、 >検証・大震災:作業員、被ばく上限 首相「500ミリシーベルトにできぬか」 >第1原発は爆発が続き、高線量の中での作業が必要だった。作業員の安全を守る立場の厚生労働省にすれば250ミリシーベルトが「ぎりぎりのライン」。しかし、細野豪志首相補佐官(当時、現原発事故担当相)から「250では仕事にならない。役所をまとめてほしい」と要請

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    D_Amon
    D_Amon 2011/07/26
  • 自壊する二大政党 だけでなく・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    東京新聞のコラム「筆洗」から、 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011061802000030.html ><自壊する二大政党>。音を消したままにしていたテレビの画面に何げなく目をやると、そんなテロップが見えた ウン? 民主党と自民党のことか? 東大の御厨貴教授が何か語っているようなのでボリュームを上げた。「まったく国民と遊離したところで、政党同士が争った。二大政党制の悲劇…」。いよいよ民主党と自民党の話という感じである だが、早とちり。それはNHKが放映した昭和史の番組のさわりの紹介で、二大政党とは、その<自壊>が軍部独走を招いた、戦前の民政党と政友会のことだった。しかし「国民と遊離」なんて、今の二大政党の争いにもどんぴしゃりではないか 改めて引用するまでもないことではないか・・・とお考えの方も多いことでしょう。 わた

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    D_Amon
    D_Amon 2011/06/19
  • 自営業者には残業代を払う必要はないはずなんですが - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    裁判を戦う権利は憲法で保障されているので、どういう主張をすることも自由ではあるのですが、 http://www.asahi.com/national/update/0908/TKY201009080380.html(すき家のゼンショー、残業代不払い認める 団交は応じず) >牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(東京)のアルバイト店員が残業代の支払いを求めていた裁判が、原告の主張を会社側が全面的に認め決着した。だが、会社は店員と「雇用契約がない」との主張を変えておらず、店員が加入する労働組合との団体交渉には応じていない。 >東京都労委は09年、同社に団体交渉に応じるよう命令。会社側は不服申し立てをしたが、中央労働委員会は今年7月棄却した。ところが、会社側は「使用従属関係を有さず、(中略)労働条件等処遇について決定しうる権限を有しない」と従来の姿勢のままだという。 飲店の時給制のアルバ

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  • 松尾匡さんの人格と田中秀臣氏の人格 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松尾匡さんが、リフレ派をめぐるドタバタ劇を一生懸命収拾しようとしておられます。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__100820.html(10年8月20日 小野善康さんからお電話をいただいた件ほか) >でも、リフレ派の中にはいろんな立場の人がいて、中にはけしからぬ言動をする人もいるでしょうけど、その責任を全部負わさせたらかなわないという気はしますね。 >Apemanさんや、コメント欄にお書き込みの仲間のみなさんのような方々にこそ、是非拙著を読んでいただきたいと思っております。私がそこで主張しておりますのは、左翼的価値観の望むことを実現するためには、不況の脱却は必要条件だということです。十分条件ではないかもしれないが、必要条件。 >ともかく、リフレ派は組織でも派閥でもない上に、金子議員はリフレ派の中でもただの一ユーザーで、リーダーでもなんでもないのですから

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  • 進化論生かじりの反福祉国家論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    その筋で有名な藤沢数希氏ですが、また奇妙なことをいっています。どうも、福祉国家が必ず滅びるということを進化論で(!)証明したつもりのようです。 http://agora-web.jp/archives/1069245.html(福祉国家という危険な幻想) >しかし筆者は福祉国家と言うのは非常に危険な幻想、あるいは妄想だと思っている。行き過ぎた福祉国家と言うのは必ず滅びるものだ。今日はそのことを示唆するためにいくつかの簡単な実験をしようと思う。実験と言ってもフラスコの中で化学反応を起こしたり、コンピュータで複雑な数値実験をするわけではない。簡単な思考実験。つまりいくつかのシチュエーションを思い描き、その結果どうなるか想像してみようと言うことだ。・・・・・・ これを読んで、なるほどその通りだと思ったあなた。最近の進化論の教科書をちゃんと読み直した方がいいです。19世紀に山のように出された社会ダ

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  • 湯浅誠氏が示す保守と中庸の感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『東洋経済』最新号は、左の表紙のように「崩れる既得権 膨張する利権」で、これはこれで大変興味深いものですが、ここでは、湯浅誠氏と城繁幸氏の対談がいろんな意味で大変面白く、取り上げたいと思います。 世間的には、湯浅誠氏と言えば、左翼の活動家というイメージで、城繁幸氏と言えば、大企業人事部出身の人事コンサルで、保守的とお考えかも知れませんが、そういう表面的なレベルではなく、人間性のレベルで見ると、なかなか面白い対比が浮かび上がってきます。 >横断的な労働市場を作ることは同感です。それを妨げるものとして、中途採用に消極的な企業や企業別組合、人材育成能力のない派遣業者などの問題があることも理解できます。ただ移るには環境を整えないと無理。第2のセーフティネットもうまくいきません。 >城さんの考えでは諸悪の根源は解雇規制ということになるわけだ。私もフレクシキュリティ政策は評価しますが、それは失業しても

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  • 阿久根市長、人件費張り紙はがした職員を懲戒免職 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    まあ、零細企業の親父なんかにはたまにいますけどね。「オレに逆らう奴はクビだ」ってのが。 それにしても、なんともはや、 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090731-OYT1T00559.htm >鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は31日、市役所内に掲示していた職員人件費の張り紙をはがしたとして、40歳代の男性職員を懲戒免職にした。 こういう市長さんを圧倒的に支持しておられる阿久根市民の皆様は、ご自分もそういう目にあっても別段文句を言われるつもりはないと言うことなのでしょうか。 (念のため)これは地方公務員の人件費をどうすべきかという政策論の是非は全然別の問題ですよ。 (追記) 素晴らしき阿久根市長のお言葉シリーズ、「裁判官は自治労と同じ公務員の仲間」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/new

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  • ホリエモン氏によれば最低賃金を上げれば働く意欲がなくなるんだそうな - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ホリエモン氏のたまわく、 http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10298690710.html(民主「最低賃金千円」、マニフェストに明記へ) >隔世の感がありますな。私がライブドアの起業のきっかけとなった、コンピュータ会社でのアルバイトの最初の時給が900円でした。なんだか、最低賃金がどんどん高くなって生活保護支給金も高くなったら、がんばって働いて生活水準を上げていこうとかそういうモチベーションは、なくなるんじゃないのかなあ。 それが目標なのかもしれないけどさ。既に「生きられる」というレベルじゃなく、大してきつい労働しなくとも、努力しなくとも「豊かな」生活が送れるというレベルに設定すると、「上」は目指さなくなる人が沢山出てくる気がするね。いい意味でのハングリー精神というのかな。 そういう社会がどうなっていくだろうか? ぬくぬくと、ゆとり社会? そういう社会っ

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  • 解雇規制とブラック会社の因果関係 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    mojixさんから即座にリアクションがありました。 http://mojix.org/2009/07/13/chuushou_kaikokisei(中小企業では解雇規制が有名無実になっているとして、それは中小企業と解雇規制のどちらが悪いのか?) >私はこれまで中小零細企業にしかいたことがないし、むしろ積極的に中小零細企業の立場から発言しているつもり ということなのですが、そもそもの話の出発点であるブラック会社と解雇規制の問題(社会学的ないしミクロ政治学的問題)と、整理解雇規制とマクロ的セーフティネットという経済学的問題がいささかごっちゃになっている感があります。 もちろんこれは今日の日における議論が混乱していることの反映なのですが、ここをきちんと仕分けしないと、どこかの誰かさんみたいに「他人には解雇自由を主張している当人が、自分のことでは不当解雇を訴える」という一見奇怪な事態を招くことに

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  • クビ代1万円也 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いまだに、「解雇自由が日を救う」というたぐいの議論がネット界を横行しているようですね。 http://mojix.org/2009/07/09/why_black_company(なぜ日ではブラック会社が淘汰されないのか 日は雇用の流動性が低いから、労働者の価値が低い) http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20090710/p1(ブラック企業解雇規制は無関係)経由で この手の議論は、(自分がいた)大企業を日社会のすべてだと思いこんで、中小零細企業の実態が頭から欠落しているところに特徴があります。 そういう実態が一番分かるのは、実は労働行政の現場です。実際に中小零細企業の労働者がどれだけ簡単に「おまえはクビだ」といわれているかは、その中の一部(とはいえ、裁判に訴えるなどというとんでもないウルトラレアケースに比べればそれなりの数に上りますが)の人々が労働局

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  • KYはどっちだ? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    こういうのは悲しい。 いや、京都府の山田知事は、12日の労働トップフォーラムで挨拶された内容に感動したこともあるので、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/19-4765.html(第19回労働トップフォーラム) >最初の来賓挨拶で、山田京都府知事が昨今の雇用危機に触れたあたりの語り方は、さすがと思いましたね。 それだけに、こういうことを言われると、世の中の仕組みはわかっているはずの人が、わざとこういうことを仰るのですか?と悲しくなります。 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081226/plc0812262049014-n1.htm(職安再編「厚労省はKY」 京都・山田知事が批判) >厚生労働省がリストラを目的に昨年度から始めた公共職業安定所(ハローワーク)の再編で、来年度、京

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  • 勤労者短観-低収入者ほど権利に無知 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    恒例の連合総研の勤労者短観の第16回目が公表されています。 http://rengo-soken.or.jp/%2316%E7%9F%AD%E8%A6%B3%E3%80%80%E7%B5%90%E6%9E%9C%E6%A6%82%E8%A6%81.pdf 今回は、物価上昇感、失業の不安、長時間労働、不払い残業、仕事のストレスなど盛りだくさんですが、久しぶりに労働者の権利の認知状況が取り上げられています。 >法律で労働者の権利として定められていると思うものをたずね、認知状況を測る目安としてその結果を得点化したところ、中・高校卒、個人賃金年収が200 万円未満の層や、労働組合に加入していない層などで比較的低い値(図表Ⅲ-1)。セーフティネットの脆弱な層で権利認知が進んでいないおそれ。 点数でいうと、年収800万円以上が5.8点、年収200~600万が5.0点、年収200万円未満が4.2点と、だ

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  • 医師を増やせば医療崩壊は止まる? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    東京大学政策ビジョン研究センターのHPに載ったコラムが、問題の質をよくとらえていると思いますので、リンクしておきます。 http://pari.u-tokyo.ac.jp/column/column02.html 筆者は、政策ビジョン研究センター准教授の中島勧さんです。 >昨今、医療政策上の問題として、医療崩壊という現象が取り上げられることが多くなっています。医療崩壊とは、主に病院に勤務する医師が退職したことをきっかけとしてある地域の医療体制が維持できなくなる現象を指しています。原因としては、若い医師がきつい医療現場を避けるようになったためとか、医療訴訟が増えているからとか、医療事故を原因として逮捕された医師がいたためなどと言われています。しかし崩壊していると言われる医療機関や診療科を見ると、上記の原因以上に、時間外診療体制の運営が不適切であること、具体的には当直制度により維持されている

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  • 子供の貧困…親から続く「負の連鎖」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の読売新聞に、標題の記事が載っています。筆者は「置き去り社会の孤独」の大津和夫記者です。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/security/20081007-OYT8T00386.htm >働く貧困層が社会問題となるなか、「子供の貧困」がクローズアップされている。経済協力開発機構(OECD)のデータによると、日では、17歳以下の子供の7人に1人が貧困状態にある。貧しい家庭環境が健康や教育に及ぼす影響はもちろん、親から子に伝わる「負の連鎖」を懸念する声も強い。 最近、やたらに子どもの貧困を取り上げているんじゃないかとお思いの方もいるかもしれませんが、現在子どもの貧困は先進国共通の重要な政策課題になっていて、日の無関心がむしろ目立ちます。 >子供が貧困に陥るのは、親が働いていないか、働いていても収入が低いことなどが考えられる。 30年間、福

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  • 物流業界の人が日雇い派遣を体験すると - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    物流業界のニュースなどを伝える「ロジラボ通信」で、副編集長の延嘉隆さんが日雇い派遣の問題についていろいろと書かれています。関根秀一郎氏とのかなり長めの対談もおもしろいのですが、 http://logi-labo.jp/sun2/vs.html 延さん自身が、物流現場に日雇い派遣労働者として潜入した体験記録が実におもしろいのです。 http://logi-labo.jp/sun2/post-161.html >先日、東京ベイエリアにある某大手路線会社のターミナル拠点に、日雇い派遣労働者として潜入してきた。以下、数回に分けて、当日の様子をレポートしたい。 最後の7回目で、延さんはこういう感想を明らかにします。 >日雇い派遣現場への潜入は、多くのことを考える貴重な機会となった。そして、改めて、メディアや官僚、学識経験者が行っている「日雇い派遣禁止議論」に疑問を感じている。法制度議論である以上、致

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