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ブックマーク / eboli.exblog.jp (2)

  • 漂流生活的看護記録 : 危機介入

    しぶしぶたたかうかんごふさん。新人の頃働いていたリハビリテーション病院に交通事故で脊髄を損傷し、下肢機能全廃の二十歳そこそこの男の子が入院してきた。 事故から間がないにもかかわらず、妙にさばさばとした明るい男の子で、入院時の機能測定をしたPTが「まだ機能回復が望めると思っているのかもしれませんね」と言っていたが、人は「もうこれ以上よくなることはないと知っている」と、やはり元気にわたし達のアナムネに答えていた。わたし達はその明るさになんだか違和感を感じていたのだが、彼はまったく泣き言も言わずリハビリにも熱心で、自室でのトレーニングも欠かさず、他の患者とも仲良くやっていける、当に「いい患者」だった。まだ若いし、これからの自立した生活に必要な準備を万端整えてから退院かと思っていたら 「必要最小限のことでいいんです」 と言って、自己導尿(脊髄損傷の度合いが高いと自力での排尿コントロールが難しく

  • 漂流生活的看護記録 : バレンタイン国賠訴訟

    ~あるひとりの在日アフリカ人が裁判で闘っています~ なぜ、証人が外国人だと信用してもらえないのでしょうか。 なぜ、原告が外国人だと正義をもらえないのでしょうか。というのが先日わたしの入っているMLで回ってきた。 2003年、新宿歌舞伎町で風営法違反で逮捕されたナイジェリア国籍のバレンタインさんはその逮捕の際、私服警官(囮捜査員)数名による暴力を受け、右脛骨上端(膝)を粉砕骨折するという重傷を負ったにもかかわらず、必要な治療を受けられないまま10日間新宿署に身柄を拘束され、その結果身体障害5級の後遺障害が残ることになった。この逮捕の際、目撃者の証言によると警察官のひとりは「黒人は怖いからな」と言いながら無抵抗のバレンタインさんの右膝を執拗に踏みつけていたという。 通常こういう骨折をしたら、すぐ内固定(手術で割れた骨を寄せてくっつける)、せめて床上安静にして牽引だよなと思うのだが、彼が懇願の末

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