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ブックマーク / hw001.gate01.com (1)

  • 辻政信について

    ユン・チアンの『マオ』の書評に日のような和の通じる社会では毛沢東のような人間はいないと書いたが、当にそうなのだろうかという疑問もあった。理想主義者で戦略家としてはやはり石原完爾が並ぶのだろう。しかし、石原は権力闘争に勝てるタイプではなく、やはり日的な和の中で押しつぶされてしまうタイプだ。理想のためなら手段を選ばないという点は似ているが、理想のためにどこまでも冷酷になれるタイプではなく、和を保ちながらなんとかしていこうというタイプだ。そこから石原を導師と仰いだ辻政信はどうだと思い、辻政信に関する書籍を漁ってみた。 この人物は日陸軍の元凶のように言われる人物だ。辻の人物評は実情無視で無謀な作戦を立てる精神主義者、目的のためなら手段を選ばないマキュベリスト、我意強く小才に長じこすい男(山下奉文評)等々。その悪評の理由として以下の辻の責任が上げられる。 �@ノモンハン事件での敗北の責

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