全日本スキー連盟(SAJ)に“国母ルール”が新設される。バンクーバー五輪スノーボード代表の国母和宏(21)=東海大、写真=が服装の乱れなどで批判された問題を受け、同連盟は24日、都内で競技本部会議を開き、服装や言動などを定めた行動規範の原案を示した。4月の理事会で決定する。来季以降、日本代表全員に、規範を順守する旨の誓約書へのサインを義務付けるという。 同連盟の古川年正常務理事(62)によると、行動規範は「日本人、若者の模範となり、スキースポーツの向上・発展に努力する」との精神で、公の場での服装や化粧などにも言及。茶髪、ピアスなどは原則禁止となる。スキーチーム全体の規範以外にも、例えばスノーボードの「腰パン禁止」など、各部ごとに“独自ルール”も設けられる。誓約書にサインをしなければ強化指定選手の対象から外され、五輪出場も不可能となる。 昨年10月には日本水連が、競泳日本代表選手の茶髪や