「ゲームって暇潰しでしょ?何がそんなに面白いの?」 率先してゲームが趣味だと公言するゲーマーは少ないだろうが、何気ない会話の流れで、こんな台詞を聞いたことがないだろうか。私はその度、こう思う。 「本当に面白いゲームを遊んでよ。」と。 そう、面白いゲームを遊んで、感動し、記憶に焼き付けてもなお、ゲームを馬鹿にする人はそうはいない。 私はゲームを好まない人を非難しているわけではない。こんな話はゲームに限らず、どんな趣味にもある。例えば海老が苦手という子供に、旅行先で新鮮な海老を食べさせたら、すっかり好物になってしまうように。 (ここで例に挙げたのは、必ずしもゲームに無関心な人物ではない。むしろゲームファンの中で、自嘲的にゲームをこき下ろしたり、或いは世間への敵意をむき出しにしてゲームを正当化する人もいる。そういう人にこそ、あえてこう言いたい。) 面白いゲームとは何か 先述した内容を言い換えると