クリミア返還、欧州連合(EU)加盟を棚上げして、ロシアと妥協すべき-。 ウクライナの有力富豪がそのような論文を米有力紙に寄稿し、同国の治安機関が捜査に乗り出す事態となっている。トランプ米政権が対露融和姿勢を強めるなか、警戒感を募らせるウクライナ当局の神経を刺激した格好だ。米国の対露外交への関与が指摘されるヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(93)の主張とも符号しているともいわれ、その意図をめぐりさまざまな憶測を呼んでいる。 有力富豪が寄稿 論文の執筆者はウクライナ有数の富豪で、クチマ元大統領の娘婿にあたるビクトル・ピンチューク氏。ウクライナの治安当局はこのほど、「国家の統一性に対する侵害」と主張する議員らの要請を受け、同氏に対する捜査を開始した。
オバマ米大統領は2日、今秋の大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏がイラクで戦死した兵士の家族をめぐる発言で批判されていることについて、同氏が「大統領として不適格」だと述べ、なぜ共和党が同氏を支持し続けるのか疑問を呈した。 オバマ大統領は、「もうたくさんだ、と言うべき時が来るはずではないのか」と語った。オバマ大統領は、「この共和党候補は大統領として不適格だ。彼は自ら繰り返し証明している」とし、「ひとかたならぬ犠牲を払った金星章(戦死兵家族を示す徽章)の家族を攻撃するなどというのは(中略)それはつまり大統領の職務を果たすのに、嘆かわしいほど準備不足だということだ」と述べた。
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