立憲民主党がインターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」に広告代理店などを通じ約1500万円の支援を行っていた問題で、立民の泉健太代表は21日の記者会見で、福山哲郎前幹事長の単独の決裁だとした上で「当時の当事者である前幹事長が国民に説明せねばならないと思う。説明が必要なことがあれば本人が説明する」と述べた。 福山氏の判断に関しては「新執行部としては望ましくなかったと認識している。疑念を与えたことは反省し、適切ではなかったということでおわびした」と重ねて述べた。党の広報の在り方については「費用対効果を考えながら、最適な会社に広報の仕事をしてもらえるよう最善を尽くしていきたい」と述べ、不断に見直す考えを示した。
インターネット番組制作・配信の「Choose Life Project(CLP)」に制作費として約1500万円を立憲民主党が2020年に支払っていた問題で、立民の西村智奈美幹事長は12日に国会内で会見し、支出は当時幹事長だった福山哲郎氏(参院京都選挙区)の判断だったことを明らかにした。 【写真】立民・泉代表「コメントする内容ない」 西村氏は支出に当たって組織として議論した形跡がなく、特定のメディアに公党が資金支援した点などから疑念を招いたとして「適切ではなかった」とした。福山氏への処分については「違法性があったとは言えない」と述べ、今夏の参院選で改選を迎える福山氏への党公認決定も維持する考えを示した。 泉健太代表(衆院京都3区)の指示を受けて西村氏らが当時の会計資料を調査し、福山氏への聞き取りを実施した。党がCLPに支援した期間は20年3月から9月までで、広告代理店に1500万8270円を
「枝野代表が辞任する状況にしてしまい、幹事長として本当に無念。多くの仲間を国会に戻すことができなかったことも本当に無念としか言いようがない」 衆院選で立憲民主党の議席を減らした責任を取って辞任する福山哲郎幹事長は、特別国会が閉会した12日の会見で唇をかんだ。 4年前。福山氏は旧民進党の分裂劇で立民を結党した枝野幸男代表に従って幹事長に就いた。直後の衆院選で一気に野党第1党に。昨年は旧国民民主党との合流を主導し、国会議員150人を超える「大きな塊」をつくった。 最大野党の幹事長には国会内で全国紙各社の番記者がついて回る。地元紙記者にとっては近くて遠い存在になっていくが、2カ月ほど前、議員会館の廊下で個別に顔を合わす機会があり、京都でうたわなかった「野党共闘」についてぶつけた。 「福山さんは中央と京都で言っていることが違うと聞きます。二枚舌じゃないんですか」 福山氏は否定した。そして、どうすれ
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