走行中のBMW自動車で相次いで火災事故が起きている。猛暑で苦痛にあえぐ夏を送っている国民は、今度は炎に包まれるBMWの車を見ながら不安に震えている。今月4日、全羅南道木浦市玉岩洞(チョルラナムド・モクポシ・オガムドン)付近の道路を走行中のBMW 520d乗用車から出火した。数日前に安全診断まで受けた車だった。これにより今年だけで走行中に出火したという届出があったBMW車両は32台に増えた。 BMWの火災は昨日今日のことではない。2016年10月にも火災によるリコールがあった。BMWコリアは火災の原因を「エンジンに装着した排気ガス再循環装置(EGR)の欠陥のため」と説明している。エンジンに装着されたEGRの欠陥により、冷却できなかった高温の排気ガスが吸気多岐管に流入して管に穴が空き、エンジンカバーなどから出火したという説明だ。 EGRは世界的に普遍化した装置だ。これが問題なら、他の国で走って