埼玉県内の駐車場や公園で対立グループを襲撃したなどとして、同県警が「カラーギャング」と呼ばれる二つのグループに属する少年ら計46人を凶器準備集合や傷害などの容疑で逮捕・書類送検していたことが27日、捜査関係者への取材でわかった。 46人は14〜20歳で中・高校生も含まれる。少年らは「(相手グループを)壊滅させようと思った」などと供述しているという。 捜査関係者によると、少年らは昨年9月中旬、同県桶川市のショッピングセンター駐車場とさいたま市北区の公園に角材や木刀などを持って集まり、殴り合ってけがを負わせた疑い。カラーギャングは、服装などを同じチームカラーでそろえる非行グループ。少年らは、さいたま市北区を中心に活動する「黒ギャング」と、北本、桶川両市などに拠点を置く「青ギャング」のメンバー。以前、不良少年らを紹介する雑誌に黒ギャングの記事が載り、「青を黒に塗りつぶす」などと書かれていたこ