中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行に、カナダが新たに参加する意向を示し、G7=主要7か国の中では、日本とアメリカを除くすべての国が参加する見通しとなりました。 今回、カナダが新たに参加の意向を示したことで、G7の中では日米を除くすべての国がAIIBに参加する見通しとなりました。 一方、AIIBでは、来月末まで新たな参加希望の申請を受け付けていて、20か国以上が参加の意向を伝えているということです。 このためAIIBの最終的な参加メンバーの数は、67の国と地域が参加するADB=アジア開発銀行を上回る見通しで、国際的な金融の枠組みにおける中国の存在感が、一段と高まることも予想されます。