(CNN) イタリアのローマ近郊のオスティアで国営イタリア放送協会(RAI)の記者が極右運動の支持者を取材中にいきなり頭突きの攻撃を受ける騒ぎが12日までにあった。記者は鼻骨を折るけがを負った。 支持者のロベルト・スパダ容疑者は加重暴行の罪に問われ、逮捕された。フェイスブック上で謝罪を表明し、「忍耐にも限度があった」と述べた。 記者のインタビューは当初順調に進んだが、「カーサパウンド」と呼ばれる極右運動に同調する意見をフェイスブックに書き込んだ事実を尋ねられると否定的に応答しながらも、突じょ頭突きをくらわせたという。カメラ撮影をしている最中の暴力だった。 この後も金属製のようなパイプを取り出し、記者とカメラマンを追い掛け、再三たたいたという。カメラマンが負傷したのかは不明。 スパダ容疑者はフェイスブックで許しを求めたものの、記者の落ち度も非難。ジャーナリストの職務は尊重するとしながらも、記
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