IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は9日、声明を発表し、ウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所に設置された監視システムからのデータ送信が停止したことを明らかにしました。 IAEAは8日には、ウクライナ北部のチェルノブイリ原発でも同様のトラブルが起きたと発表していました。 詳しい原因はわからず いずれの原発もロシア軍に占拠されていて、声明では「大量の核物質が存在している2つの原発からIAEA本部へのデータ送信が突然、中断したことを懸念している」としています。 詳しい原因などは、現時点では分かっていないということです。 また、ウクライナの外相が9日、チェルノブイリ原発で外部からの電源供給が失われたと発表したことについては「安全性への致命的な影響はない」とする一方、「チェルノブイリ原発の状況が日ごとに悪化していくのを目の当たりにしている」としてロシア軍に対して安全確保に向けた措置をと
If you would like to learn more about the IAEA’s work, sign up for our weekly updates containing our most important news, multimedia and more. Ukraine informed the International Atomic Energy Agency (IAEA) today that the Chornobyl Nuclear Power Plant (NPP) had been disconnected from the electricity grid and lost its supply of external power, two weeks after Russian forces took control of the site
Posted May. 04, 2018 09:13, Updated May. 04, 2018 09:13 北朝鮮と米国が来たる首脳会談で、北朝鮮の核施設と既存の核兵器の廃棄に対する検証を強化するという原則を確認し、具体的な核査察方式を調整しているという。これと関連して北朝鮮は、米国に国際原子力機関(IAEA)の特別査察も受け入れる考えを明らかにしたという。 3日、情報当局によると、米朝は、先月27日の南北首脳会談後、非公式接触を通じて非核化の検証方式について集中調整に入った。先月初め、トランプ米大統領の特使として極秘に訪朝したポンペオ国務長官が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会って、北朝鮮内の核施設や兵器などに対する検証が強化される必要があるということで原則的に合意し、米朝当局が最近、これを具体化する作業に入ったということだ。 米朝間の非公開の実務接触で、北朝鮮は
国際原子力機関(IAEA)が2004年夏に韓国の極秘ウラン濃縮実験施設を査察した際、日本が開発した濃縮技術の特許に関する資料を押収していたことが毎日新聞の取材で分かった。IAEAで核査察部門の責任者を務めていたオリ・ハイノネン元事務次長が明らかにした。査察では、この特許に基づいた機器も見つかった。欧米主要国では、核兵器開発につながる技術は情報公開を限定する措置が取られているが、日本では、特許出願で詳細な技術情報が公開される。特許制度の不備により、軍事転用可能な核技術が他国で利用されていることが初めて明らかになった。 ハイノネン元次長によると、日本の濃縮技術情報は、IAEAが韓国中部の大田にある「韓国原子力研究所」を査察した際に見つけた。日本の電力各社が中心となり1987年に設立した「レーザー濃縮技術研究組合」が開発したレーザー濃縮法と呼ばれる技術の特許に関する資料だった。また、査察ではこ
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